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カイロを一緒に洗濯してしまったら…? 対処法に「助かる」「手遅れかと」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

寒い季節に大活躍するカイロ。ポケットや衣類に入れたまま、うっかり洗濯機で回してしまった…という経験はありませんか。

「中身が漏れてたらどうしよう」と慌ててしまいがちですが、大切な衣類を守るためにも落ち着いて正しい対処を行うことが大切です。

本記事では、株式会社E・T・Iが運営する、泥スッキリ本舗のInstagramアカウント(sukkiri_sentaku_kaji)から、カイロを洗濯してしまった場合の対処法を紹介します。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

対処法はカイロの状況によって変わる!

カイロの中身が出ている様子

※写真はイメージ

洗濯物にカイロが紛れてしまった場合、『どんな状態』かで対処法が変わります。

カイロの袋が破れていない

カイロが水浸しになっていたとしても、袋が破けていない『元の状態』であれば取り出すだけで問題ありません。

洗濯物にも変わりがないようであればそのまま干しましょう。

カイロは破けてないが、洗濯物に汚れが付着

カイロの袋は破けていないものの、洗濯物に茶色い染みが付いている場合は、『還元型漂白剤で漬け置き』または『クリーニング』が必要です。

洗濯物に付く茶色い染みは、カイロの原料となる鉄粉が水と反応することで起こる『さび』で、通常の洗濯では落とせません。

漂白剤には『還元型漂白剤』と『酸化型漂白剤』の2つがあり、漂白の仕方がそれぞれ異なります。

還元型漂白剤は『還元作用』で色素を分解する漂白剤、酸化型漂白剤は『酸化作用』で色素を分解する漂白剤です。

酸化型漂白剤は『酸素系』と『塩素系』に分けられますが、色素分解の仕組みは変わりません。

還元型漂白剤は『粉末』なので、衣類に塗り込むのではなく水に溶かして使います。

『40〜50℃』のお湯に汚れに合わせた量の還元型漂白剤を入れ、30分〜2時間ほど漬け置きしましょう。

また、還元型洗剤は『白物衣類専用』なので色柄物の衣類には使えません。色柄物の衣類が汚れた場合は『酸素系漂白剤』で対処しましょう。

カイロが破れている

注意が必要なのは、『カイロの袋が破れている』場合です。

カイロは鉄粉や活性炭、保水剤、水、塩類を原料としており、これらが洗濯機の中に入り込むと内部がさびたり、洗濯機そのものが故障したりしてしまいます。

カイロの中身が飛び出してしている場合は、拭き取る、または乾かしてから掃除機で吸い取るようにしましょう。

洗濯をしている間に鉄粉などが洗濯機の内部に入り込んでいる可能性もあるので、目に見えるものを取り除いた後に『洗濯槽洗浄』を行います。

しっかり取り除けているか不安、故障しないか心配な場合は、メーカーに相談してより適切な対処を教えてもらいましょう。

カイロが水にぬれると発火する?

開封されたカイロ

※写真はイメージ

通常の使い方であれば、カイロが水でぬれることはありません。発熱するものだけに、ぬれること自体に不安を感じる人もいるでしょう。

『カイロが水でぬれたことで発火する』という情報は、インターネット上にはないようです。

洗濯しないに越したことはありませんが、洗濯したから発火する心配はないといえるでしょう。

乾燥機を使っている人の場合、乾燥機での発火も心配の種です。しかし、こちらも発火したという事例がないので、発火の心配はないでしょう。

しかし、高温になることでカイロの汚れが衣類に付く可能性はあります。

カイロを洗濯してしまっても、袋が破けなければ大きな問題にはなりません。

しかし、袋が破れてしまうと衣類が汚れるだけでなく、洗濯機の故障につながる可能性があります。

カイロを使った時は衣類からはがして洗濯機に入れる、ポケットから取り出して洗濯機に入れるなどするようにしましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
sukkiri_sentaku_kaji

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