変色したバナナ 食べられるかどうかは『果肉の色』で見極めて!
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※写真はイメージ
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- 出典
- スミフル
バナナが変色してしまい、食べても大丈夫か悩んだことはありませんか。
『株式会社スミフルジャパン』(以下、スミフル)は、そのような時の見極め方を紹介しています。
チェックするのは皮ではなく『〇〇』です。
判断基準は『果肉の色』
※写真はイメージ
店頭に並んでいるバナナは、黄色または青みがかった黄色をしています。日がたつにつれ黒の斑点ができ、その範囲が広がると「もう食べられないかも」と思うかもしれません。
しかし、『バナナの皮が黒くなると食べられない』わけではないのです。
バナナの皮に現れる黒や茶色の斑点を『シュガースポット』といい、熟成が進んだバナナの皮に現れます。皮の変色は、痛みではなく『甘みが増している証拠』です。
皮が変色していても、果肉が変色していなければ食べても問題ありません。しかし、果肉も変色している場合は腐敗している可能性があります。果肉がべちゃっとしている、異臭がする場合は、食べずに廃棄しましょう。
バナナの正しい保存方法
バナナの状態は、保存環境に大きく左右されます。購入時の袋に入れたまま保存すると、袋の中で蒸れて『カビ』が発生する場合があるので、袋から出して保存しましょう。
また、バナナは13℃以下の低温環境が苦手です。『15~20℃』の風通しのいい常温の場所で保存しましょう。
バナナの置き方にも注意が必要です。バナナは谷形に置くと接触面が多くなり、傷みやすくなります。長持ちさせたい時は、『山形に置く』もしくは『バナナスタンド』を使うようにしましょう。
バナナは、追熟をうながす植物ホルモン『エチレンガス』を自ら発生させる果物です。エチレンガスはバナナそのものの熟成を進めるだけでなく、周囲の野菜や果物にも影響を与えます。
バナナを房ごと保存すると隣り合うバナナ同士が影響し合って早く熟してしまうため、『1本ずつ切り離して』保存したほうが長持ちします。
熟してきたら冷蔵保存
バナナにシュガースポットが出てきたら、1本ずつ新聞紙やラップで包み、ビニール袋に入れてから冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
こうすることで、冷気が直接バナナに当たるのを防ぐとともに、湿度を保ち、エチレンガスの放出も抑えられます。
適切な環境でバナナを保存して、おいしい状態を保ってくださいね。
[文・構成/grape編集部]