古典落語『まんじゅうこわい』の覚醒シーン 「少年漫画すぎるだろ」「めっちゃ好き」
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事務として働くパートスタッフ 同僚を注意する姿に「人に歴史あり」いつもは穏やかなパートの同僚。ある日、その深淵を覗いてしまい…!?

「これはもうホストのやり口だろ」 セルフレジを嫌う年配男性に、店員が?「笑った」すがぬまたつや(@sugaaanuma)さんが『アンチセルフレジジジイ』と題して描いた、4コマ漫画を紹介します。ある店を訪れた、1人の年配男性。会計をしようとレジに足を運ぶと、女性店員に「セルフレジでお願いします」といわれました。しかし年配男性は、昨今のセルフレジの増加にあまりいい印象を持っていないような態度をとり…。
- 出典
- @mkr0089
古典落語の演目の1つである、『まんじゅうこわい』。
「ここらで一杯、熱いお茶が怖い」というセリフが有名で、『寿限無』などとともに広く知られた噺(はなし)ですよね。
簡単にいえば、好きなものをあえて「嫌い」といい、自分に嫌がらせをしようとした人々に一杯くわせて、好物を得るという内容です。
かめの まくら(@mkr0089)さんは、そんな『まんじゅうこわい』から着想を得て、1本の創作漫画を描き、Xに公開しました。
漫画には、まんじゅうを怖がる主人公と、嫌がらせをする1人の刺客が登場します。
刺客が、主人公に向かってまんじゅうを全力で投げつけると…。
主人公視点に切り替わり、「まんじゅうは怖い、でも…」とモノローグに突入します。
これまでまんじゅうを怖がり続けていた主人公。突如『覚醒』し、投げつけられたまんじゅうを片手で受け止め、「もう、まんじゅうから逃げない」と宣言したのです!
少年漫画でおなじみの、『主人公の覚醒』という胸が熱くなる展開を古典落語の噺と融合してみせた、かめの まくらさん。
そのアイディアと漫画の内容には、7万件を超える『いいね』が付き、多くの反響が上がりました。
・こういうの、めっちゃ好き。
・熱い展開が、むしろ怖い。
・トドメは熱いお茶でお願いします。
・今年初めて笑った。あまりにも少年漫画すぎるだろ。
かめの まくらさんは、この後の展開について「『熱いお茶使い』の男が突然登場して、おれたちの戦いはこれからだ!といって打ち切りになったらしいです」とつづっていました。
この漫画を見て、「『まんじゅうこわい』を題材にしたバトル漫画を読んでみたい」と思った人も、中にはいるかもしれませんね…!
[文・構成/grape編集部]