老人ホームで、93歳女性が語った過去 「ドラマの主人公かな」「語り継がなくては…」
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要介護、要支援認定を受けた利用者のケアマネジメントを行う、介護支援のスペシャリストであるケアマネージャー(通称:ケアマネ)。
『利用者の代弁者』となる必要があるため、コミュニケーション能力が欠かせない仕事でしょう。
2025年3月8日現在、ケアマネとして働いている、ケン(@LBomOmzwA7p8hba)さん。
同月5日、過去にある利用者から聞いた話の内容を、脚色して描いたという創作漫画をXで公開すると、7万件を超える『いいね』が付いています。
老人ホームに入所中の、93歳女性が?
住宅型有料老人ホームでケアマネとして働く1人の男性が、利用者である93歳の女性に、経歴をたずねます。
その女性は、若かりし頃、関西で移民船の船員として働いていたそうです。
女性は移民船で世界各国を回り、ブラジルやパラグアイに行くこともあったとか。しかし、次の出航まで数か月待機を強いられ、その間は給与が出ないなんてことも…。
船員としての稼ぎがない待機期間は、なんと「夜の街で歌姫になって稼いでいた」というのです!
「人生は何事も経験が大事」とはよくいったものですが、これほどまでに刺激的な経験は、なかなか狙ってできるものではないでしょう…。
【ネットの声】
・一体なんですか?このドラマの主人公のような設定は。
・かっこいい…。歌を届ける仕事も素敵だし、魅力があるなぁ。
・あまりにもかっこよすぎるから、ドラマか映画化をしてほしいですね。
・生命力が強すぎる。語り継がなくては…!
また、漫画で描いた内容について、ケンさんは次のようにつづっています。
あくまで私がケアマネとして話を聞いた内容を、個人が特定できないレベルまで脚色した内容となっています。
ただ移民船に乗っていたこと、関西の夜の街で次の出航までの期間に歌を歌って稼いでいたという内容は本当です。
移民船では調理や雑用を行いながら南米の国々を回っていたそうです。また移民船は日本人だけでなく中国人やロシア人なども乗っていた…などの話も聞きました。
移民船で船員として働く日々は、さぞかし刺激的だったことでしょう。
『人生の先輩』から過去の壮絶な思い出話を聞けるのも、ケアマネという仕事の特権なのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]