ランドセルのお手入れはどうしてる? 使用NGアイテムに「覚えておきます」
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100均の洗濯ネット まさかの活用法に「頭がいい」「真似をします」「最新の手作り防虫ネットを紹介します」というコメントをしてXに独自の防虫対策を公開したのは、家庭菜園をしている、みかんぼーや(@mikanbo_ya1987)さん。 100円ショップ『ダイソー』で購入した羽毛用の洗濯ネットと、『セリア』で購入したポールスタンドが防虫アイテムに大変身するといいます。

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- 出典
- ハシモトBaggage
6年間使う子供のランドセルは、できればきれいな状態を保ってあげたいものですよね。そのためには日頃のお手入れも大切です。
企業の解説を参考にして、傷みを抑え、長くきれいに使えるようにお手入れしましょう。
ランドセルは定期的なお手入れを
ランドセルは丈夫な素材を使って作られているため、特別なお手入れはそれほど必要ありません。とはいえ、何もしないと傷みや汚れが目立ちやすくなります。
『フィットちゃんランドセル』を製造販売する株式会社ハシモトBaggage(以下、ハシモトBaggage)のウェブサイトでは、ランドセルの汚れを落とし、きれいに使うお手入れ方法を紹介しています。早速、その方法を見てみましょう。
準備するもの
・キメが細かいタオル…水拭き用、から拭き用を1枚ずつ
・歯ブラシ、革専用ブラシなど毛先の柔らかいブラシ
ハシモトBaggageによると、タオルはマイクロファイバークロスやランドセルに使えるクリーニングクロスがおすすめとのこと。雑巾を使用する場合でも、手触りが柔らかく、目の詰まったものを選びましょう。
1.内側の汚れやゴミを掃除
最初に、ランドセルの内側にある汚れや、中に溜まっているゴミを掃除します。以下の手順で進めましょう。
ランドセルの底には、鉛筆の芯や消しゴムのかすなど、小学生ならではの汚れが溜まっていることが少なくありません。ブラシできれいにするほか、付着している鉛筆の汚れも落としましょう。
鉛筆の汚れは水拭きすると落ちにくくなるため、消しゴムを使ってください。
2.外側を濡れ拭きする
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ランドセルの外側を濡らしたタオルで拭きます。拭く時にはゴシゴシこすらず、優しく拭くようにしてみてください。また、肩ベルトも外して拭きましょう。
濡れタオルでは落ちない汚れは、中性洗剤を入れた水でタオルを濡らし、しっかり絞ってから拭き取ります。
ただし、油性マジックやボールペンの汚れは落ちません。「どうしても汚れを取りたい!」と、強くこすったり洗剤を増やしたりしないようにしましょう。
洗剤が残っているとカビや腐食が起きやすくなってしまうため、汚れを落とした後にはあらためて水拭きをして仕上げます。
なお、本革のランドセルは水拭きではなく、乾いた布で水分や汚れを落とせば十分きれいになります。強くこすると傷みの原因になるため、優しく丁寧に拭きましょう。
3.外側をから拭きする
水拭きの後はから拭きをします。から拭き用のタオルで水分を残さないようにしっかり拭きましょう。
から拭きした後は、風通しのよい日陰で乾かします。水分がすべて飛ぶように、しっかり乾かしてください。
ランドセルのお手入れをする時の注意点
ランドセルをお手入れする時には、使われている素材やクリーナーの成分に注意しましょう。
ランドセルの素材は『人工皮革』『牛革』が代表的です。
人工皮革は雨や汚れに強いですが、中性洗剤が残っていると傷みの原因になります。また、皮革用のクリーナーを使うとひび割れや劣化が起こる可能性があるため、使用しないようにしましょう。
牛革のような本革は人工皮革より水に弱いため、お手入れの後はしっかり乾燥させる必要があります。汚れが気になる時は皮革用クリーナーを使うのもよいですが、製品によっては使えないタイプもあるため、お手入れ前に確認が必要です。
お手入れに使ってはいけないNGアイテム
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汚れを落とすために洗剤を使いたくなることもありますが、その際、以下のタイプは使用しないでください。
・シンナー
・アルコール消毒液
・アルコール入りのウエットティッシュ
このようなアイテムは変色の原因になる恐れがあります。
また防水スプレーも、変色や色落ち、シミの原因になることがあるため、できれば使用しないほうがよいそうです。
ランドセルは、お手入れ次第できれいさをキープしながら長く使えます。素材や使えるお手入れアイテムを意識しながら、上手にケアしていきましょう。
[文・構成/grape編集部]