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パンは『冷蔵保存』と『冷凍保存』どっちがいいの? 正解に「勘違いしてた」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

忙しい朝の負担を軽減するため、「朝食はパンに決めている」という人も多いのではないでしょうか。

ごはんのように炊く手間がない一方で、あまり日持ちしないというデメリットもあります。「もう少し長く保存できたら…」と思う時に気になるのが、パンの冷蔵保存についてです。

パン類を製造する山崎製パン株式会社(以下、ヤマザキパン)はウェブサイト上で、パンの冷蔵保存についてある注意喚起をしています。

無駄なく最後まで食べ切るための豆知識を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

パンの冷蔵保存は基本的に避けて

ヤマザキパンがウェブサイト上で伝えているのは、「パンの冷蔵保存はできるだけ避けて」という注意喚起です。

パンの外袋には適切な保存方法が記載されています。記載内容に従って、直射日光が当たる場所や著しく高温になる場所、高温多湿な環境を避けて保存する人も多いでしょう。

「いっそ冷蔵庫で保存すれば、長持ちするのでは…」と思いがちですが、これは誤った保存方法です。その理由について、ヤマザキパンは以下のように伝えています。

また、パンの生地に含まれるデンプンは0℃~4℃の温度帯で固くなり、食感のパサつき、味の低下が最も早く進むといわれています。
冷蔵庫での保存はおすすめできません。

ヤマザキパン ーより引用

食品の多くは、高温よりも低温の環境下で保存したほうが長持ちします。しかしパンは別。低温のほうが劣化しやすく、おいしく食べられなくなってしまうという事実を、しっかりと頭に入れておきましょう。

ただし、パンの種類によっては、常温ではなく冷蔵で保存するよう指定されているケースもあります。この場合は、指示に従って正しく保存してください。野菜やフルーツ、クリームを使ったパンは、冷蔵保存を指定されるケースが多いようです。

すぐに食べ切れないなら『冷凍』で保存を

トースト

※写真はイメージ

例えば食パンを1斤で購入した時、「すぐに食べ切るのは難しい…」と思うこともあるでしょう。このような場合には、パンを『冷蔵』ではなく『冷凍』で保存してみてください。温度がより低いため、パン生地に含まれるデンプンへの影響も最小限にとどめられます。

冷凍保存の方法は極めて簡単です。

1.必要に応じてカットして、1食ぶんずつ小分けにする。

2.空気に触れないよう、それぞれをていねいに食品用ラップで包む。

3.冷凍庫に入れる。

ヤマザキパンによると、食パンやロールパンなどはこの方法で冷凍保存できるとのこと。反対に、生野菜やフルーツ、大きめにカットされたジャガイモが入ったパンは冷凍するのに向いていません。

食べる時には、凍った状態のままトースターで加熱しましょう。7~10日ほどはおいしさをキープできるので、余裕を持って消費できます。

食パンやクロワッサンなどは、常温で保存するのが基本です。食べ切るまでに時間がかかる場合は、冷蔵での保存は避けて冷凍しましょう。パサ付きや風味の劣化を抑えて、最後までおいしく食べ切れそうですね。

日々の食事にパンを取り入れるためのコツとして、ぜひ参考にしてみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ヤマザキパン

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