新鮮なニラ、左か右どっちでしょう? JAが教える『正解』はこちら
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独特の香りで食欲を刺激するニラ。炒めたり、ゆでたり、いろいろな料理で楽しむことができますね。
1年を通して手にすることができますが、3~5月頃が旬で特においしいといわれます。
そんなニラについてクイズです!次のうち、新鮮でおいしいニラの特徴はどれでしょうか。
A.葉の幅が細いもの。
B.全体が鮮やかな緑色のもの。
C.葉先がしんなりしているもの。
答えは分かりましたか。
本記事では、クイズの正解と合わせて、買い物の時に役立つニラを選ぶポイントを紹介します!
新鮮でおいしいニラの特徴
JAのウェブサイトでは、ニラの選び方として以下のように紹介されています。
選択肢『A』と『C』はこれらの逆のため間違いで、『B』が正解です。
以下は筆者が購入したニラ。左が新鮮でおいしいもの、右がイマイチなものです。
左がおいしいニラ、右がイマイチなニラ
どちらも緑色は鮮やかですが、右のニラは葉先のほうが茶色くなっている部分があります。しんなりしている部分もみられますね。
いまいちなニラの葉先
一方、左のほうは葉先までピンとしていて、葉の幅は広めで、新鮮でおいしいニラの特徴がみられます。
おいしいニラの葉先
写真では分かりづらいですが、葉の幅が広めで立派なものは、触ってみると肉厚であることがよく分かります。
おいしいニラの葉
一方、イマイチなニラはペラペラで薄い印象です。
いまいちなニラの葉
新鮮でおいしいニラを選びたい時は、ぜひこれらのポイントをチェックしてみてくださいね。
ちなみに、右のようなニラを手に取ることがあっても、食べられないわけではありません。
臭いや見た目に異常がなければ、捨てずにおいしく調理して食べましょう。
ニラにはどんな栄養素がある?
文部科学省の『食品成分データベース』によると、生のニラの可食部100gあたりには、以下のような栄養素が含まれています。
エネルギー:18kcal
カリウム:510mg
β-カロテン:3500㎍
葉酸:100㎍
ニラには体内の余分なナトリウムの排出をうながすカリウムや、体内でビタミンAに変換されて働くβ-カロテンが豊富です。
ビタミンAは皮膚や粘膜、目を健康に保ちます。
ほかにも、ビタミンB群の一種で、正常な赤血球の形成に欠かせない葉酸も含まれています。
また、ニラの独特のにおいのもとは硫化アリルです。硫化アリルは、糖質をエネルギーに変える時に欠かせないビタミンB1の吸収を高める働きがあります。
ニラと一緒に、ビタミンB1を多く含む豚肉などを組み合わせて使うのもいいですね。
ニラのおすすめレシピ
ニラを使ったおいしい料理はいろいろありますが、筆者がおすすめするレシピは『壺ニラ』です。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ニラを醤油や豆板醤などの調味料と和えるだけの簡単作り置きです。ごま油入りで、脂溶性のβ-カロテンの吸収もよくなります。
ラーメンなどのトッピングにしたり、ほかの食材と和えたり、いろいろな楽しみ方ができます。そのままおつまみにしてもおいしいですよ。
本記事で紹介した選び方を参考に、ニラのおいしさをたっぷり楽しんでみてはいかがでしょうか。
筆者のブログやSNSでは、ほかにも食にまつわる情報を発信しているので、気になった人は覗いてみてくださいね!
ブログ:食育ノススメ
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[文・構成/grape編集部]
小泉明代
フリーランスの管理栄養士、料理研究家。
レシピ開発や記事執筆、撮影の調理、フードスタイリングなど、食や栄養に関するさまざまな業務をおこなう。
健康的でおいしい料理や献立、手軽に栄養摂取できる工夫などを発信している。