grape [グレイプ] lifestyle

コロナ禍で苦しむ料理人が対象! シェア型キッチンスペースの提供で、飲食業界を支援

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

2020年から流行した、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響を受けて、さまざまな業界が苦境に立たされています。

飲食業界もその1つです。感染しやすいとされる『三密』(密閉・密集・密接)を避けるべく、飲食店では利用できる席の数を調整したり、終日換気を行ったりと、たくさんの対策を行っています。

しかし、中には厳しい環境下での経営が困難となり、閉店せざるを得ない店舗も…。また、新しい店を始めたいと望む人にとって、コロナ禍での開業はとてもハードルが高いといえるでしょう。

シェア型キッチンスペースで、飲食関係の起業家や料理人を支援!

コロナウイルスの流行後、テイクアウトやフードデリバリーを利用する客が増加するなど、新しい形での運営が求められつつある飲食業界。

ベンチャー企業や起業家への支援を行う、株式会社あきない総合研究所は、デリバリーレストランの開業に特化したシェアキッチンスペース事業『Coworking Kitchens』をスタートしました。

『Coworking Kitchens』とは、シェア型キッチンスペースのこと。実店舗を構えず、テイクアウトやデリバリーだけで営業を行う飲食関係の起業家や料理人などを支援するサービスです。

最初の試みとして、2021年3月31日に、千葉県松戸市に『Coworking Kitchens松戸』をオープンする予定だといいます。

こちらは松戸市補助認定事業で、厨房設備の整った4つの個室キッチンを備えており、同年2月18日から利用者の募集を開始しました。

4つのキッチンには、月額で使える完全個室制のキッチンと、時間単位で使えるシェア型のキッチンを用意しているとのこと。

対象となるのは、初期負担となる費用を抑えつつ、新たに飲食業で起業したい人や、業態変更を検討している飲食店です。厨房機器などが初めからそろっていて、かつ調理に必要なスペースも提供されるなんて、とても嬉しいですね!

「シェアキッチンスペース事業を通して、飲食店開業のハードルを下げるとともに、感染のリスクを減らすことで、料理人たちを支援したい」という想いからスタートした取り組みだといいます。

興味のある人は、こちらのサイトをチェックしてみてはいかがですか。


grapeでは、コロナ禍における企業や人々の奮闘を紹介する記事を、特集という形でまとめています。よろしければご覧ください。


[文・構成/grape編集部]

ペットボトルの写真

ペットボトルの空容器、水筒代わりにすると… 企業の呼びかけにゾッとする全国各地でじめじめとした暑さが続く、2024年7月現在。 暑い時期は、外に出る際にスポーツドリンクなどの冷たい飲み物を持ち歩きたくなるでしょう。 飲み物を持ち歩く際、一度中身を空けたペットボトルを、水筒代わりに使ったこと...

洗濯機

洗濯機には使わないで メーカーの注意喚起に「勘違いしてた」日々の生活に欠かせない、洗濯機。 正しく使用し、しっかりと手入れをすれば、長く使える家電の1つでしょう。 家電メーカーの株式会社日立製作所(以下、日立)のウェブサイトでは、洗濯機の故障につながる間違った使い方について、説...

Share Post LINE はてな コメント

page
top