放置すると水漏れにも? 冷凍庫に『霜』が発生する原因に「納得」
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- 出典
- 東芝ライフスタイル
冷凍室内に発生する『霜』に悩んだことはありませんか。
冷凍室周りに霜が発生するのは、実は普段の使い方に問題があるケースが多いようです。
さらなるトラブルを避けるためにも、霜の原因や使い方の注意点について、正しく把握しておきましょう。
家電メーカーとして知られる、東芝ライフスタイル株式会社(以下、東芝ライフスタイル)のウェブサイトから、知っておくべき情報を分かりやすく解説します。
冷凍庫に発生する霜の原因の多くは『外気の侵入』
東芝ライフスタイルは、冷凍庫内に霜が生じる原因について、ウェブサイト上で以下のように伝えています。
冷凍庫内に外から湿った空気が入り込むと、冷凍庫内と外気の温度差によって結露が生じます。その結露が冷えて固まったものが、霜の正体です。
普通に扉を開閉する程度であれば、冷凍庫内に湿った空気が大量に入り込むことは考えにくいでしょう。食品の表面や庫内に少量の霜が付着することはあっても、それほど大量にはなりません。
一方、扉部分に隙間が生じていると、常に湿った外気が庫内に入り込んでしまいます。結露が発生し続け、霜の量が増え続けてしまうでしょう。
最近の冷蔵庫の多くには、半ドア時に電子音で知らせる機能が搭載されています。ただし、食品の詰め込みすぎが原因でわずかな隙間が生じた場合には、異変を見逃してしまうケースも少なくありません。
冷凍庫内側面には、収納する高さの目安ラインが記してあります。それより上に食品が来ないよう、収納量を調整しましょう。
霜が生じてしまった場合の対処法は?
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冷凍庫周りに霜が付着した場合は、速やかに取り除くのがおすすめです。
作業の前に、電源プラグをコンセントから必ず抜いてください。
準備が整ったら、約40℃のぬるま湯に布を浸し、軽く絞った後、霜を拭き取りましょう。
なお、お湯に浸した布は、固く絞りすぎないように注意。水分がほとんど含まれていない状態では、霜を取り除くまでに時間がかかる恐れがあります。
すべての作業が終わったら、ドアがしっかりと閉まることを確認してから冷蔵庫を再起動させましょう。
きちんと冷えているか、扉周りに異常がないか、時間をかけて入念に確認するのがおすすめです。
「いったん霜を取り除いたものの、またすぐに付着してしまう」という場合は、冷蔵庫本体に問題がある可能性も考えられます。
メーカーや販売店のお客様サポートに相談してみてください。
冷凍庫内の霜を防ぐためには、収納量を調整するほか、開閉回数をできるだけ少なくしたり、1回当たりの開閉時間を短くしたりするのも効果的です。
ぜひ、冷凍庫の使い方から見直してみてください。
[文・構成/grape編集部]