聴覚障害の女の子と犬、手話でコミュニケーション!2人は最高のパートナー
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アメリカのオレゴン州に住む10歳のジュリアちゃんは、生まれつき聴覚障害を抱えている女の子。彼女には、とても大切な最高のパートナーがいます。
パートナーの名前は、ウォルター。ウォルターはジュリアちゃんと同じく、聴覚障害を抱えた犬です。
今から半年前、動物保護施設のウェブサイトを見てウォルターに一目惚れしたジュリアちゃん。早速保護施設に向かい、ウォルターに会いに行くことにしました。
初めてウォルターと出会った日を振り返って、ジュリアちゃんのお母さんであるクリスシーさんはこう話します。
「私が生まれて初めてジュリアを腕に抱いた時、あの子は私の首元の匂いを嗅いだわ。そして私が初めてウォルターを抱いた時も、まったく同じことをしたの!
その瞬間、この犬は私たちと出会う運命だったんだ…と確信したの」
その後、新たな家族として迎え入れられたウォルター。彼は穏やかな性格で、家族の言うことをよく聞く頭のいい犬でした。
ジュリアちゃんが学校の宿題に取り組んでいる時は、ずっと静かに様子を見守っています。宿題が終わり、一緒にお庭で遊べるようになるのを待っているのです。
一緒に生活をするうちに、2人は新たなコミュニケーションを得るようになりました。なんと、ジュリアちゃんはウォルターに手話を教えたのです。
『水』『食べる』『お座り』の手話を理解したウォルターは、ジュリアちゃんのサインを受け取ることができるようになりました。
こんなにも素敵なウォルターですが、施設にいた頃は聴覚障害がネックで引き取り手が見つからず、最後まで取り残されていました。そんな彼を、施設の職員はずっと心配していたそうです。
「この子は、耳が不自由だという理由だけで多くの引きとり手にスルーされ続けてきました。
こんなに元気で優しい子なのに、悲しい話です」
そんな中、出会ったのがジュリアちゃんでした。きっと2人は出会う運命だったのでしょう。
出典:Facebook
「私は、ウォルターが大好き。この子は、最高のパートナーなの」
ウォルターについて聞かれ、こうコメントするジュリアちゃん。これからも、ウォルターにいろいろな手話を教えていくそうです。
きっと2人の絆は、手話を通じることによってますます強くなっていくことでしょう。本当に素敵な関係ですね。