古くなったシミも落ちる? カーテン掃除のコツに「知らなかった」「助かる」
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トマトケチャップのシミはどう落とす? 企業の助言に「目からウロコ」「試したい」【4選】洗濯しても取れないシミや手ごわいシワを解消するとっておきのコツを、過去に公開した記事の中から厳選してお届けします。シミの種類ごとの落とし方から上手な洗濯ネットの使い方まで、知れば使える情報ばかりです。

部屋干しが臭わなくなる? 意外なアイテムに「納得」「真似する」部屋干しの困りごとといえば、『洗濯物が臭くなる』ことではないでしょうか。洗濯物の生乾き臭は早く乾かすと抑えられますが、洗濯前の『ある行動』を見直せば抑えられます。臭いを回避できるよう、ランドリーバスケットも取り入れてみましょう。
カーテンには、生活する中で蓄積した汚れが付着しています。
なかでも、レースカーテンは汚れが目立ちやすく、黄ばみやシミに悩んでいる人も多いはず。
株式会社RESTAが運営する『DIYショップ RESTA』のウェブサイトでは、レースカーテンのお手入れ方法を紹介しています。
汚れの種類に合った洗剤を使って、黄ばみやシミをすっきり落としましょう。
レースカーテンの黄ばみ落としには『酸素系漂白剤』が効果的!
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レースカーテンの黄ばみを落とすには『漂白剤』が効果的ですが、選び方には注意が必要です。
漂白剤は、大きく分けて『塩素系』と『酸素系』の2種類。
塩素系漂白剤は漂白力が強い反面、生地の傷みや変色のリスクがあるので、カーテンには使わないようにしましょう。
酸素系漂白剤は『過炭酸ナトリウム』が主成分で、『液体』と『粉末』の2種類があります。液体タイプは、洗濯洗剤と一緒に洗濯機に入れて使用してください。
汚れがひどい場合におすすめなのが、粉末タイプを使った漬け置きです。
40~60℃のお湯1ℓに、粉末の酸素系漂白剤10gを溶かします。その中にカーテンを漬けたら、お湯の温度が下がらないように、容器に蓋をするなどして30分ほど置きましょう。
酸素系漂白剤は、水に溶けることで汚れを分解する働きをします。一定時間を過ぎると漂白や殺菌の効果がなくなるので、漬け置き時間は30分程度で十分です。
漬け置きが終わったら優しく押し洗いをするか、洗濯機で洗いましょう。
シミは汚れの原因に合わせた洗剤選びを!
シミは時間が経つほど落ちにくくなるので、見つけたらすぐに対処することが大切です。
コーヒーや紅茶、ジュース、ワイン、醤油などの水溶性のシミは、付いた直後であれば水で落とせます。色が残る場合は、酸素系漂白剤を使いましょう。
一方、ケチャップやカレー、ファンデーション、口紅などの油性のシミには、中性洗剤が効果を発揮します。
どちらのシミも、落とし方の手順は同様です。
まず、捨ててもいいタオルを用意して、その上にシミの部分を下にしてカーテンを置きます。
お湯に粉末の酸素系漂白剤、もしくは中性洗剤を溶かし、古くなった歯ブラシに付けて、シミの裏側から軽くたたきましょう。
シミの外側から中心部分に向かってたたくことで、シミが広がるのを防げます。
シミが落ちたら、カーテンを洗濯機で洗ってお手入れ完了です。中性洗剤で落とし切れなかった場合は、酸素系漂白剤を使いましょう。
レースカーテンは、正しい方法でお手入れすれば美しさを保てます。定期的に洗濯をして、清潔で明るい空間をキープしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]