憧れの「すっきり」空間へ!自分の見つけ方は『好き』を選ぶこと
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吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
『好きなもの』の棚卸し
仕事部屋の片付けをしていたら、インテリア関係の雑誌の取材記事が出てきました。
30数年前、まだ独身で今の家に住んでいた頃の記事で、リビング、仕事部屋、ダイニングなどの写真が掲載されています。
「好きなものだけに囲まれて暮らしたい」
そんなキャプションで、アルフレックスのソファやテーブルを中心にすっきりとしたリビングの写真に、懐かしさになのか部屋の変貌ぶりになのか、思わずため息をついてしまいました。
天板がガラスの大きな白いテーブル。その隅にはパリやロンドンで買った画集や写真集が数冊。
それは、ロンドンのBLAKESというスノビッシュなホテルのロビーのしつらえを真似たものでした。
なんだかこうして書いているとカッコつけているようで自分で自分にムッとしてしまうのですが、仕方がない、それが当時の「好きなものに囲まれて…」なのでした。
この記事の写真をアメリカにいる娘に送ったところ、こんな返事が来ました。
「パパと住んだせいで、すごいバイブス下がって残念」
住んだせい…というのは言い過ぎですが、これが他人と住む、ということなのですね。
お互いの趣味嗜好が合うとか、相手がミニマリストならまだしも、意に沿わないものが次々と運び込まれる。そして今では、当時とは似ても似つかぬ状態に、というわけです。
そこで思ったんですね。私の人生、もう何十年もあるわけではない。このまま、好きでないものが目に入る中で過ごしたくないな、と。
でも、ひとりで暮らしているわけでなく、否応にもそこにはあれこれ点在している。
例えば、玄関には大きな天体望遠鏡。畳むこともできないので、ドーンっと置いてある。あろうことか、時々そこにコートがかかっていたり。
18リットルの水のタンクも、置き場所がないので玄関に。
とても風水を参考にするどころの話ではありません。
そこで、自分は何を好きなのか、どんな環境の中にいたいのか考えたのです。
30年前に好きだったものは、今も好きです。
ただ、この年月の間に多くの価値に出会い、またさまざまなものを見聞きして「好きなもの」の幅も広がりました。
その中で、自分が心から素敵だと思えるものを選んでいく。
そのために、好きなもの、好きなことの棚卸しの意味で、ノートに書き出してみました。その一行目にあったこと。
「すっきりとしていること」
はあ…ここ数ヶ月、かなりのものを処分してきたのですが、まだ私の『好きなもの』に達していないということですね。
棚卸しをすると自分が見えてくる。
すっきりとした素敵な環境を目指して、思いきって大処分する必要がありそうです。
いのちを紡ぐ言葉たち かけがえのないこの世界で
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※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
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⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」