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JAFが「車内温度を早く下げる5つの方法」を検証!最も効果的だったのは…

By - grape編集部  公開:  更新:

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車のロードサービスで知られるJAFが「車内温度を早く下げる方法」を検証、その結果を公開しました。

検証の舞台は、埼玉県の彩湖・道満グリーンパークの駐車場。徐々に暑くなってくる6月に同じ車を5台並べて行われました。

同じ車を5台用意し、車内温度 が55℃になったタイミングで5名のモニターがそれぞれ違う方法で温度低下に挑戦した。

計測器の温度センサーは運転席と助手席の中央、乗員の顔の高さに設置し、経過時間ごとの温度変化を測定した。

JAF ーより引用

5つの方法で検証

検証の方法は「ドア開閉」「冷却スプレー」「エアコン外気導入」「エアコン内気循環」「走行+エアコン」の5つ。

それぞれの条件は以下の通りです。

ドア開閉

エアコンは使わず、助手席の窓を開け、運転席のドアを5回開閉して車内の熱気を逃す。

冷却スプレー

エアコンは使わず、冷却スプレーをシートに10秒ほど吹きかけ、3分間の温度変化を測定。

エアコン外気導入

窓は開けず、車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定はLo(最低)にし、10分間の温度変化を測定。

エアコン内気循環

窓は開けず、車のエアコン(オート)を内気循環、温度設定はLo(最低)にし、10分間の温度変化を測定。

窓全開で走行+エアコン

窓を全開にし、 車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定はLo(最低)にして走行。2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行し、温度変化を測定。

さて、どの方法が一番車内温度が下がったのでしょうか。

結果発表

こちらはテスト結果のグラフです。温度の下がり方と、それにかかった時間を表しています。

  • ドア開閉は1分以内に55℃→47.5℃。即効性があるようです。
  • 冷却スプレーは3分後に55℃→50.1℃。5つの方法の中では一番効果が薄いと言えます。
  • エアコン外気導入は10分後に29.5℃まで低下。
  • エアコン内気循環は10分後に27. 5℃。外気導入より内気循環の方が温度が下がり、5つの方法の中で一番温度が下がりました。
  • 走行+エアコンは5分後に28.0℃まで低下。

温度の下がり方とその時間を加味すると、『走行+エアコン』が一番効果が高いという結果になりました!

まとめ

全ての検証結果を考え、車内温度を下げる最も効果的な流れをJAFがまとめています。

「エアコン+走行」が最も早く温度を下げることができたので、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的な方法である。 短時間で温度を大きく下げられるので、燃料の消費や排ガスも抑えられ、環境面でもメリットが多い。

JAF ーより引用

暑さで熱中症などが心配される夏、少しでも快適に過ごしたいですよね。車に乗られる方は、ぜひ試してみてください。

出典
JAF@jaf_jp

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