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宮崎駿「才能は多くの人が持っているけど…」 ジブリを創り上げた男の名言【14選】

By - grape編集部  公開:  更新:

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提供:産経新聞社

『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』などさまざまな長編アニメーション作品を手掛けてきたスタジオジブリの宮崎駿監督。

「長編アニメーションはもう制作しない」と明言していますが、「宮崎さんが手掛けた新作が見たい」というファンからの要望が絶えない世界的なアニメーション作家です。

常人の想像を超えた美しい世界観

柔らかな印象を与える容姿とは異なり、仕事に関しては厳しい一面を持っていると伝えられる宮崎さん。

そんな日本が世界に誇るクリエイターは何を考え、どのようにして名作と呼ばれる長編アニメーションを生み出しているのでしょうか。

過去の名言を紐解くことで、その一端に触れることができます。

美しい振る舞いと子どもを大切にする人生観を語った言葉

「ぼくには、
鉛筆と紙があればいい」

「悪いことをしても天罰が下るわけではなく、
良いことをしてもお褒めにあずかるわけではない。

じゃあ何が違ってくるかというと、顔が違ってくる。

豚の顔になるのか、
少しはましな顔になるのか」

「僕は自分たちの仕事をクリエイティブな仕事というよりも、
リレーのように考えています。

僕らは子どもの時に、
誰かからバトンを貰ったんです。

そのバトンをそのまま渡すんじゃなくて、
自分の身体の中を一度通して、
それを次の子供たちに渡すんだという」

「誰かを楽しませなければ、
生きている意味がない」

「宝島なんてないと思ってる
子どもたちがたくさんいる。

だけど、本当はそう思い込んで
世界を狭くしてるだけじゃないのかなあ。

出会えたら素晴らしい人とか
心打たれる風景はたくさんある。
出会う前、見る前に諦めちゃいけない」

提供:産経新聞社

才能あふれる男が考える才能とは何かを表現した格言

「才能はたいていの人が
持っているんだけど、

才能のあるなしじゃなくて、
それを発揮するエネルギーがあるかどうか」

「みんな自分よりバカだと思ったらおしまいですよ。

自分の方が才能があるとか、
そういうものの見方で見る人間っていうのはいますけど、
あるいは何がなんでも自分のものをやらなければ
生きては帰れないとかね。

そういう人間の方が僕が見てる範囲だと伸びないですね」

「自分がそれを好きか嫌いかってこと以外に、

自分がそれをできるか、
できないかってことを見極める必要がある」

「才能とは、
情熱を持続させる能力のこと」

提供:産経新聞社

真摯に、そして情熱的に仕事と向き合う職人の名言

「会議ばっかりやってるスタッフはろくでもないスタッフです。

設定を決めるのに10人も集まってごそごそ話してるっていう。
ちゃんちゃらおかしい。

そんなのひとりが描きゃあいいんですよ」

「半端な仕事は
やっちゃいけないですね。

それは本当に思います」

「自分が善良な人間だから、
善良な映画をつくるんじゃないですよ。

自分がくだらない人間だと思ってるから、
善良な映画をつくりたいと思うんです。

善良なことが自分の中じゃなくても、
どっかにそういうものがあるんじゃないか
と思う気持ちがなかったら、
とても作品をつくれないわけです」

「商売ってのは、
苦労するに決まってるんです」

「自分で、すぐ自分を許せる人間は、
大した仕事をやらない」

アニメに関わる仕事をしていなくても、大切な心構えを説いた名言の数々。

誰よりも自分に厳しく、だからこそ人にも厳しい宮崎駿監督の仕事や人生に対する信念を感じます。

2013年に「もう長編アニメーションの制作は行わない」と引退宣言を行いましたが、もし撤回してくれるとしたら、これほど嬉しい前言撤回はないかもしれませんね。

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