「うるさい!」白杖で床を叩いて歩いていたら、怒鳴られてしまった女性 音を出す理由
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女性「感動した」 白杖の男性が赤信号の交差点で…「す、すげぇ」「もっと広まって」障害のある人の生活や社会参加を、デザインの力で支援する会社を経営している、方山(@denkiry)さん。 ある日、街中を歩いていると、白杖を持った男性を発見しました。

『剥がれた点字ブロック』を発見した男性 通報した翌日?「広まるべき」「知らなかった!」派手に剝がれた点字ブロックを発見。通報した翌日、同じ場所を通ると?
朝日新聞の『白杖で音を出す理由 知って』というコラムが話題になっています。
このコラムでは、駅構内にて白杖(はくじょう)で床を叩きながら歩いていた女性が、心無い方に「うるさい!」と怒鳴られてしまったというエピソードが紹介されています。
目の不自由な方が床を叩いて歩くこの方法はタッチテクニックと呼ばれ、「周囲の人に自分の存在を知らせるため」に音を出しています。
最近は歩きスマホをする方も少なくありません。そんな人が、自分のことに気づかずぶつかってきたら…。白杖を持つこの女性の気持ちを想像すると、この行動は当然だと思います。
なぜ怒鳴ったりできるのか…
コラムの中で投稿者の方は、白杖を持つ方が音を出す理由をポスターにするなど、もっと周知に力を入れて欲しいと語っています。
こういった大切な情報が世に広まるだけでなく、誰かを気遣う気持ちも一緒に広がっていってくれることを願います。