新米をダメにしたくない! 注意点を『象印マホービン』がアドバイス【新米の炊き方】
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秋は新米のシーズン。新米は香りとつやが格別によく、水分が多めで軟らかくて粘りが出やすいのが特徴です。また、甘みを感じる人も多くいるでしょう。
せっかくの新米はできる限りおいしく食べたいものですが、どのように炊飯するのがよいのでしょうか。
炊飯ジャーで有名なメーカー、象印マホービン株式会社(以下、象印マホービン)に取材しました。
おすすめの新米の炊き方
象印マホービンは『新米のおいしい炊き方』について、自社のウェブサイトで以下のように解説しています。
お米の計量方法
まず、計量カップにお米を山盛りに入れ、すりきり棒で余分なお米をカットして1合分の米を計ります。
お米の洗い方
洗い方については、以下の手順で行うといいそうです。
1.すすぎ
ボウルにためたたっぷりの水をお米が入った内釜に入れ、お米が十分に水に浸かった状態で、全体を大きく2~3回手早くかき混ぜて水を捨てます。これを2回くり返してください。
最初の水は吸水されやすいので、かき混ぜ終えたら素早く捨てましょう。ゆっくりしているとお米にぬかのニオイがつき、ごはんの香りが悪くなってしまいます。
混ぜる時はお米がつぶれないように押しつけず、指をたててかき混ぜてください。
2.洗米
水を捨ててシャカシャカと30回程度お米をかき混ぜてから、ボウルにためた水をたっぷり入れて、2~3回全体をかき混ぜてから水を捨てます。
この動きを繰り返してください。4合未満は2回、4合以上8合未満なら3回、8合以上は4回が目安です。
3.仕上げのすすぎ
仕上げに『1.すすぎ』と同じ手順を2回くり返します。
ボウルを使う点について、象印マホービンに聞いたところ、以下のアドバイスをもらいました。
前述の通り、最初の水は吸水されやすいです。早めに水を捨てるために、水道から直で入れるよりもボウルを使うことを推奨しています。
すすぎ以降の工程でも、ボウルを使うことで、多くの水を一気に入れられるので便利です。手早く行うほどおいしく炊けますので、ボウルの使用がおすすめです。
使用する水と水量の測り方
新米のおいしさを損なわないためには、炊飯時の水は浄水器でろ過した水や、ミネラルウォーターを使用するのがおすすめ。
新米は水分の含有量が多いため、やや少なめに水を入れるのがコツです。調整が難しいという人は『炊き分け機能』のついた炊飯器を使ってもよいでしょう。
水量を測る時は、内釜を平らな場所に置き、左右の水位線を確認しながら水を注ぎます。水を入れ終わったら内釜を両手で揺らして、お米が水平になるように調整しましょう。
炊飯から炊き上がりの際の注意点
内釜が濡れたままで本体へセットすると、センサーの働きを妨げてしまうことがあります。
内釜の外側についた水分をしっかり拭き取ってからセットしましょう。
炊き上がったらすぐにほぐします。しゃもじで4等分し、大きく起こして、かたまりを切るようにほぐしましょう。
そうすることで、余分な水分が飛び、ふっくらと仕上げることができます。
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新米は水分が豊富なので、水加減が大事です。
しっかり米の量を計ること、すすぎ・洗米・仕上げのすすぎを丁寧に行うこと、炊く時は『やや少なめに水を入れること』に注意しましょう。
象印マホービンのおすすめの炊き方を実践し、秋の味覚である新米をおいしく食べてくださいね。
※本記事は企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]