こまめに掃除しないと? コバエが好む環境に「怖い」「気をつける」
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- 出典
- 害虫駆除110番






気温が上がる季節になると、いつの間にか台所や洗面所に現れるコバエ。
放っておくと一気に増え、不快な思いをすることもあるでしょう。コバエは少しの油断で集まりやすいですが、日頃の工夫次第で大きく減らせるのです。
本記事では、家庭でできる簡単なコバエ対策を紹介します。
コバエが好む環境を知る
コバエの対策の第一歩は、どのような場所を好むかを知ることです。
コバエは、主に生ゴミやぬめりなどの有機物を餌とし、湿気が多く温かい場所を好みます。特にキッチンや排水口周辺などは格好の繁殖スポットです。
シェアリングテクノロジー株式会社の運営サイト、『害虫駆除110番』では、以下のように注意喚起しています。
なお、コバエの卵は小さくて見えにくいため、日頃のお手入れに加えて、週に数回は漂白剤や60℃程度のお湯を使って卵を駆除するのがおすすめです。
家の中でできるコバエ撃退法
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清掃に加えて、コバエを入れさせない、繁殖させないようにする対策も有効です。
まず、食材は密閉容器に入れ、使い終わった調味料のキャップは必ず閉めるようにしましょう。コバエはほんのわずかなニオイでも寄ってくるため、蓋を開けっ放しにするだけで寄ってきてしまいます。
また、市販のコバエ取りグッズを活用するのもおすすめです。特に、粘着タイプや誘引剤入りタイプは効果が高く、キッチンや洗面所など、コバエが集まりやすいエリアに設置するだけで捕獲できます。
めんつゆを使ったトラップも効果的です。小皿にめんつゆと少量の食器用洗剤を混ぜて置いておくと、コバエが引き寄せられて沈みます。賞味期限切れのものや、使い切れないものがある場合は、このように活用してみるのもいいでしょう。
再発を防ぐためのポイント
一度コバエを退治しても、環境が変わらなければすぐに再発してしまいます。再発防止には、以下の3つを意識しましょう。
まず、生ゴミはこまめに処理するようにしてください。特に、夏場は1日放置するだけで卵が孵化することもあります。袋を密閉して毎日捨てるのが理想です。
汚れた食器や容器をそのまま放置していると、コバエが寄ってきてしまいます。すぐに洗う習慣をつけましょう。
意外に見落としがちなのが、観葉植物の土です。湿った土にはコバエが寄りついてきます。表面が乾いたら軽くかき混ぜ、風通しをよくしておいてください。
さらに、台所まわりの湿気を減らすために、換気を意識することも大切です。調理後や洗い物の後は、換気扇を数分間回すだけでも、コバエの繁殖しにくい環境を作れるでしょう。
汚れ、食べ物の残り、湿気の3つの原因が重なった時に、コバエは集まってきます。日々の掃除やゴミの管理を意識することが大切です。
小さな工夫を積み重ねて、快適で衛生的な暮らしを守りましょう。
[文・構成/grape編集部]