「どこから入ってきたの?」 コバエの侵入経路に「怖い」「気を付ける」
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- 出典
- くらしのマーケット
気温が上がる季節になると、いつの間にか台所や洗面所に現れるコバエ。
放っておくと一気に増え、不快な思いをすることもあるでしょう。コバエは少しの油断で発生しやすいですが、日頃の工夫次第で大きく減らせるのです。
本記事では、家庭でできる簡単なコバエ対策を紹介します。
コバエが好む環境を知る
コバエの対策の第一歩は、なぜ発生するのかを知ることです。
コバエは、主に生ゴミやぬめりなどの有機物を餌とし、湿気が多く温かい場所を好みます。特にキッチンや排水口周辺、観葉植物の土などは格好の繁殖スポットです。
暮らしに関わる出張サービスを提供している、『くらしのマーケット』では、以下のように注意喚起しています。
このように、発生源となる場所を清潔に保つよう心がけましょう。特に、三角コーナーの生ゴミや排水口のぬめりは、コバエが卵を産みつけやすいため、週に数回は漂白剤や熱湯でしっかり除菌するのがおすすめです。
家の中でできるコバエ撃退法
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発生源の清掃に加えて、コバエを入れさせない、繁殖させないようにする対策も有効です。
まず、食材は密閉容器に入れ、使い終わった調味料のキャップは必ず閉めるようにしましょう。コバエはほんのわずかなニオイでも寄ってくるため、蓋を開けっ放しにするだけで寄ってきてしまいます。
また、市販のコバエ取りグッズを活用するのもおすすめです。特に、粘着タイプや誘引剤入りタイプは効果が高く、キッチンや洗面所など、発生しやすいエリアに設置するだけで捕獲できます。
めんつゆを使ったトラップも効果的です。小皿にめんつゆと少量の食器用洗剤を混ぜて置いておくと、コバエが引き寄せられて沈みます。賞味期限切れのものや、使い切れないものがある場合は、このように活用してみるのもいいでしょう。
再発を防ぐためのポイント
一度コバエを退治しても、環境が変わらなければすぐに再発してしまいます。再発防止には、以下の3つを意識しましょう。
まず、生ゴミはこまめに処理するようにしてください。特に、夏場は1日放置するだけで卵が孵化することもあります。袋を密閉して毎日捨てるのが理想です。
排水口や三角コーナーは、汚れを溜めないよう定期的な掃除が欠かせません。週1回程度、漂白剤やクエン酸などで掃除を行えば、卵や幼虫の繁殖を防げます。
意外に見落としがちなのが、観葉植物の土です。湿った土は、ショウジョウバエなどの発生源になります。表面が乾いたら軽くかき混ぜ、風通しをよくしておくといいでしょう。
さらに、台所まわりの湿気を減らすために、換気を意識することも大切です。調理後や洗い物の後は、換気扇を数分間回すだけでも、コバエの繁殖しにくい環境を作れます。
汚れ、湿気、食べ物の残りの3つが重なった時に、コバエが発生します。日々の掃除やゴミの管理を意識するだけで、発生をグッと抑えられます。
小さな工夫を積み重ねて、快適で衛生的な暮らしを守りましょう。
[文・構成/grape編集部]