早産で亡くなった息子 それでも母は母乳を搾りつづけた
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出典:Facebook

飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
赤ちゃんを母乳で育てることは赤ちゃんの体と心に栄養を与えるだけでなく、お母さんにとっても産後の体重を元に戻したり、子宮の回復にも効果があると言われています。
しかし、母乳育児を望むお母さんの中には何らかの事情で母乳を与えることができない方もいます。その場合、ミルクを与えるか、ミルクバンク(寄付による母乳が集まる機関)を利用する方法があります。
アメリカのネブラスカ州に住むデミさんは、『愛する我が子のために』大量の母乳をミルクバンクに寄付することにしました。
デミさんは2015年に息子のレオくんを出産しました。予定日より2カ月早く産まれたレオくんは、小さな体で必死に生きようと闘いました。しかし残念ながら生後10カ月を迎える前に亡くなってしまったのです
デミさんは、この世に誕生してからずっと生きるために闘い続けた息子に、自分が母としてできた唯一のことは”母乳を与えること”だったと言います。
しかし、レオくんはたくさんの母乳を飲むことができなかったため、デミさんは残った母乳をミルクバンクに寄付することにしたのです。
そして、レオくんが亡くなった後も彼女は3時間おきに起きて搾乳し、寄付を続けました。
我が子と同じように闘っている赤ちゃんを助けたい
レオくんのために全力を尽くしてくれた病院に恩返しがしたい。また、息子と同じように早産で生まれ、母乳を必要としている赤ちゃんたちを助けたい、という思いで母乳を寄付し続けたデミさん。
母乳を寄付する女性は珍しくありませんが、デミさんが話題になった理由はその量。なんと彼女は最終的に131ガロン(約497リットル)もの母乳を寄付したのです。
この彼女の母乳のおかげで救われた多くの命があることでしょう。そしてきっと天国のレオくんもそんなお母さんを誇らしく思っているのではないでしょうか。