72年越しの「卒業証書」 老人の夢を叶えた存在に、胸が熱くなる
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- ABC News
アメリカのペンシルベニア州に住む、90歳のジョージ・フリコブスキーさん。彼は、高校を卒業できなかったことを長年悔やみ続けていました。
そんな彼のために家族が準備したサプライズが話題を呼んでいます。
学生時代の思い出を奪った「戦争」
17歳だったジョージさんは、勉学に励む優秀な学生でしたが、当時勃発していた第二次世界大戦のため、戦地に向かわなければならなくなりました。
死ぬかもしれない不安、そして平和な日々から引き離された彼の気持ちを考えると、胸がおしつぶされそうになります…。
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戦争が終わり、負傷を負ったものの無事にアメリカに帰ってきたジョージさんですが、再び高校に通うことはありませんでした。
家族に良い暮らしをさせたいと、働く道を彼自身が選んだからです。
心の中の大きなしこりとなった
月日は流れ、ジョージさんは昔のように幸せな日々を過ごしていましたが、一つだけ心残りがありました。
それは「高校を卒業できなかった」こと。
毎年、卒業シーズンになると寂しそうな顔を見せるジョージさんのために、彼の家族は卒業証書をプレゼントすることを思いつきました。
ペンシルベニア州の高校で副校長を務めている孫のウォルシュさんは、教育委員会に必死に働きかけました。
「祖父はいつも人のことを考え、笑顔にしようとする素晴らしい人です」
「周りのために働き続けてきた祖父は、卒業証書を得るのに値する人です」
その結果、なんと正式な卒業証書が与えられることになったのです!
ジョージさんを驚かせたかった家族は、この件を秘密にしておくに…。
突然の発表
2016年10月11日、ジョージさんは「挨拶をお願いしたい」と嘘の依頼を受け、学校で開かれる会議に訪れました。
何も知らずにいるジョージさんに対して、ウォルシュさんがこう語りかけます。
「お祖父ちゃん、今夜は卒業証書を渡せて光栄だよ」
一瞬、意味がわからずにいたジョージさんですが、状況を理解し手渡された卒業証書を感慨深げに見つめます。
その時の様子を動画でご覧下さい。
目を潤ますジョージさんの姿を見て、ウォルシュさんも涙を堪えきれなかったようです…。
本来の卒業式とは違う、とてもシンプルな式ですが、ジョージさんにとっては素晴らしい式だったに違いありません。愛に溢れた家族の姿を見ていると、胸に熱いものがこみ上げてきます。