「白人に代わってちょうだい」 車いす女性の差別発言を、ジョークで諭す友人がステキ
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※写真はイメージ

カレーを作るなら注意して! 農林水産省の呼びかけに「危なかったかも…」「勘違いしてた」暑い日でも食べたくなるカレー。農林水産省がウェルシュ菌の食中毒を注意喚起しました。

気象庁長官「非常に遺憾」 7月5日の地震予知に見解を示す2025年7月5日に地震が起きるといった予知の噂。実際に地震を予知することはできるのでしょうか。気象庁は…。
- 出典
- Jade Arevalo
grape [グレイプ] issues
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カレーを作るなら注意して! 農林水産省の呼びかけに「危なかったかも…」「勘違いしてた」暑い日でも食べたくなるカレー。農林水産省がウェルシュ菌の食中毒を注意喚起しました。
気象庁長官「非常に遺憾」 7月5日の地震予知に見解を示す2025年7月5日に地震が起きるといった予知の噂。実際に地震を予知することはできるのでしょうか。気象庁は…。
オーストラリアのケアンズに住むジョージー・アジャックさん。
南スーダン出身で、8歳の時にオーストラリアへと移住して来ました。
移住してすぐのころは露骨な人種差別も経験したというジョージーさん。時代の変化と共に、そんな差別も少しずつ減ってきたと言います。
それでも、残念ながら人種差別的な発言をする人は、まだいたのです…
「白人に代わって」とあからさまな差別発言
カフェで働くジョージーさんは、ある日来店した車いすの女性の注文を受けようと、話しかけます。
すると、その女性はジョージーさんに、こう告げたのです。
「ショックを受けた」というジョージーさんですが、一方で「人種差別を受けることはある」と言います。
そこで、笑顔で「分かりました」と車いすの女性に告げ、奥にいた別のスタッフに代わってもらおうと事情を説明します。
状況を把握したスタッフは、車いすの女性にこう話しかけます。
スタッフにこう告げられた車いすの女性は渋々、店を後にしたそう。
それでも、ほかのお客さんに接客をするジョージーさんを睨み付け続けていたと言います。
ジョークを交えて人種差別発言を諭す
一連の出来事を聞き、憤りを感じたのはジョージーさんの友人のジェイド・アルバロさん。
自身のFacebookで、車いすの女性と、人種差別をする人に対し、こんなメッセージを綴りました。
そして、こんなジョークを交えた一文で、この投稿を締めくくります。
何とも大胆な皮肉ですが、きっとジェイドさんとジョージーさんがいい関係を築いているからこそ言えるジョークなのでしょう。
このメッセージは多くの共感を呼んでいます。
車いすの女性の差別発言に対し、店内にいた人の中には、ジョージーさんをかばう発言をする人もいたと言います。
「なくなった」とまでは言えませんが、確実に減っているとも言える人種差別。
ジェイドさんやカフェのスタッフ、そしてジョージーさんをかばってくれたお客さんのように、「人種差別なんて下らない」と考える人が増えていくといいですね。