「白人に代わってちょうだい」 車いす女性の差別発言を、ジョークで諭す友人がステキ
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- Jade Arevalo
オーストラリアのケアンズに住むジョージー・アジャックさん。
南スーダン出身で、8歳の時にオーストラリアへと移住して来ました。
移住してすぐのころは露骨な人種差別も経験したというジョージーさん。時代の変化と共に、そんな差別も少しずつ減ってきたと言います。
それでも、残念ながら人種差別的な発言をする人は、まだいたのです…
「白人に代わって」とあからさまな差別発言
カフェで働くジョージーさんは、ある日来店した車いすの女性の注文を受けようと、話しかけます。
すると、その女性はジョージーさんに、こう告げたのです。
「ショックを受けた」というジョージーさんですが、一方で「人種差別を受けることはある」と言います。
そこで、笑顔で「分かりました」と車いすの女性に告げ、奥にいた別のスタッフに代わってもらおうと事情を説明します。
状況を把握したスタッフは、車いすの女性にこう話しかけます。
スタッフにこう告げられた車いすの女性は渋々、店を後にしたそう。
それでも、ほかのお客さんに接客をするジョージーさんを睨み付け続けていたと言います。
ジョークを交えて人種差別発言を諭す
一連の出来事を聞き、憤りを感じたのはジョージーさんの友人のジェイド・アルバロさん。
自身のFacebookで、車いすの女性と、人種差別をする人に対し、こんなメッセージを綴りました。
そして、こんなジョークを交えた一文で、この投稿を締めくくります。
何とも大胆な皮肉ですが、きっとジェイドさんとジョージーさんがいい関係を築いているからこそ言えるジョークなのでしょう。
このメッセージは多くの共感を呼んでいます。
車いすの女性の差別発言に対し、店内にいた人の中には、ジョージーさんをかばう発言をする人もいたと言います。
「なくなった」とまでは言えませんが、確実に減っているとも言える人種差別。
ジェイドさんやカフェのスタッフ、そしてジョージーさんをかばってくれたお客さんのように、「人種差別なんて下らない」と考える人が増えていくといいですね。