「え?年末じゃないの?」 大掃除に最適な時期は秋だった
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大掃除と言えば、年末のイメージがありますが、みなさん年末に大掃除をしていますか?年末は何かと忙しくて、時間が取れなかったりしますよね。 また、時期的に寒さで大掃除を大変だと感じる方も多いのではないでしょうか?実は大掃除に適した時期は「秋」だってご存知でしたでしょうか?ここでは大掃除におすすめの時期とその理由についてご紹介します。
大掃除の時期といえば年末?年末に大掃除をしてきた意味とは?
そもそも、なぜ年末に大掃除をするのかご存知でしょうか?
その由来は、江戸時代にまでさかのぼります。新年を司る年神様をお迎えするために、家中の煤(すす)を払う、「煤払い」という行事を12月13日に行っていたからだそうです。その行事が習慣になり、12月の年末に大掃除をするようになったのだとか。
新しい年が始まる前に、家中をきれいに掃除ができたら、すっきりして気持ちも良いです。
ですが、寒い年末に大掃除をするのは大変ですね。家の大掃除に本当に適した時期はいつなのでしょうか?
大掃除におすすめな時期は実は「秋」
大掃除におすすめな時期は年末ではなく「秋」のようです。理由をご紹介します。
理由1:寒くも暑くもないため換気しやすい
暑かった夏が過ぎ、秋は気候も穏やかになり、掃除や換気がしやすくなります。
埃が舞ったり、水回りを掃除していたりすると、掃除中は何かと換気をする機会が多いですね。これが寒い季節だと、窓を開けるのも億劫になりますが、過ごしやすい気温なら問題ありませんし、掃除もはかどります。
理由2:寒くなり油汚れが固まると掃除しづらい
冬になると低い気温の中でキッチンなどの油汚れは固まって落ちにくくなってしまいます。気温が低すぎず、汚れがゆるんでいる時期がチャンスです。
理由3:暑い時期はすぐ水が乾いて水跡が残ってしまう
暑い夏に窓掃除をすると、強い日差しで、窓に付いた水はすぐに乾いてしまい、跡が残ってしまいがちです。せっかく掃除をしても、仕上がりが汚くなってしまうのは嫌ですよね。過ごしやすい気候は、窓掃除にも適しているんですね。
それではその他の掃除場所についても具体的に以下に見ていきましょう。
<大掃除の時期>夏に酷使したエアコンは冬になる前にダニ退治を
エアコンは年中使う方も多いですが、冷房を使わなくなったら一度、夏に酷使したエアコンの内部の掃除をし、カビなどをキレイにしてしまいましょう。
ダニやカビが増えるのは、梅雨から夏にかけてです。そこで秋に、一気に増えたカビやダニを、掃除してしまうのがおすすめです。
秋に掃除をしないと、溜まったダニの死骸が秋に埃と一緒に舞って、ぜんそくの発作の原因になることもあるそうです。また、冬に、結露などで湿度が高くなると、ダニやカビには格好の住処となるので、そうなる前に掃除をしたいですよね。
<大掃除の時期>キッチン周りの油汚れは寒くなる前に!
秋は、夏よりも気温が下がったとはいえ、まだ暖かい日も多いです。夏の暑い気温で、キッチン周りの汚れも、だいぶ緩んでいる状態です。
キッチンの油汚れは、気温が下がると固まって、落ちにくくなります。まだ暖かい秋の内に掃除をした方が、汚れも落としやすいです。掃除をするのにはちょうど良い時期と言えますね。
おわりに
秋は、冬に比べて日が長く、たくさんある掃除の予定を立てやすいのもメリット。
そして掃除では水を多く使いますが、雑巾がけひとつにしても、水が冷たくないので、手も冷えず、掃除がしやすいですね。
また、多くの洗濯をしても、日中は気温が高い日が多く乾きやすいのもメリット。比べてみると、年末の寒い時期に掃除するよりも、秋の陽気な日に掃除をする方が、メリットがたくさんあることが分かりますね。
ただでさえ忙しい年末には、疲れも溜まりやすいもの。大掃除を秋に済ませておくと、年末も楽になりますよ。
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