小学生の男の子、手描きの漫画をバザーで手売り!70部が完売して大喜び
公開: 更新:
混ぜて冷やすだけ! 簡単おやつに「2倍量で作った」「食べたい」朝食や小腹がすいた時などにピッタリのヨーグルト。そのまま食べてもおいしいですが、手作りのスイーツレシピで使われることも多いですよね。 簡単レシピ研究家の、まるみキッチン(
塩水じゃなくて…? りんごの変色を防ぐ方法に「知らなかった」「試してみる」はなマル(hanamaru__kurashi)さんが投稿した、リンゴの変色を防ぐ方法に注目が集まりました。
小学6年生の息子・大河くんの母親である、bubuzeraさん(@bubuzera888)。
夏休みの宿題のひとつである自由研究でなにをするか親子で考えていたところ、こんなアイディアが浮かびました。
「オリジナルの漫画をたくさん描いて、いろんな人に手売りしよう!」
提供:@bubuzera888
物心ついた頃から、好きなものをイメージして漫画にしていた大河くん。
『ポケットモンスター』や『仮面ライダー』などを見てさらにストーリーを膨らませ、新しいキャラクターを考えて漫画を描いていました。
バザーで売った息子の漫画、手売りで70部完売!
今回販売したのは、ストーリーもキャラクターも完全に大河くんオリジナルの創作漫画。
最初は駅前で販売する計画をたてていたのですが、警察に問い合わせたところ手続きが色々と大変で断念…。
「よし、じゃあバザーで売ろう!」
そこで思いついたのが、駅前で行われる小規模なバザーでの販売。夏休みの宿題には間に合いませんが、これなら細かい手続きも必要なく多くの人に見てもらうことができます!
大河くんは秋に向け、販売する漫画を執筆し始めました。
そしてバザー当日…
2016年11月7日、待ちに待ったバザーが始まりました。並んでいるのは、2種類の作品をコピーした70部の漫画本。
当日は大河くんの手配により、友達やお姉ちゃんが売り子を手伝ってくれることになりました。
大河くんの漫画は、なんと1冊50円(子どもなら10円)という超破格!
出典:@bubuzera888
大河くんにとって、このバザーは「漫画を売る」というよりも「漫画を多くの人に見てほしい」という純粋な気持ちだったのでしょう。
そして、お母さんも「手売りすることが、いい経験になるはず」という気持ちだったのです。
気付けば70部が完売!
中身が気になってしまうタイトルや、可愛らしいイラスト…ペンネームである『涼代大河』の字が記された漫画は、多くの人の目を引きました。
道行く人が漫画を手に取り、気づけば70部すべてが完売していたのです!
Twitterではお母さんのアカウント宛に、購入者や大河くんの活動に感銘を受けた人からメッセージが寄せられました。
「内容も、とても面白かったです!」「将来有望ですね!」「再販や通販の予定はありますか!?」など、早くもたくさんのファンができたもよう!
大河くんからコメントをいただきました!
今回の手売りについて、大河くんからメッセージをいただきました!
どうも、大河です。
はじめてマンガをバザーで売って、売れるかどうかわかんなくて緊張してたけど、みなさん買ってくれてありがとうございます。
また出す機会があったら出します。
漫画の売り上げは売り子を手伝ってくれた友人たちに半分、お姉ちゃんに1割、残りは大河くんのお小遣いになったそうです。
きっとこのバザーで得たものは、かけがえのない思い出と大きな経験。愛を込めて描いた漫画を多くの人に見てもらえて、とても嬉しかったのではないでしょうか。
出典:@bubuzera888
大河くんは、とにかく絵を描くことが大好き。家には、いくつものダンボール箱いっぱいに過去作が入っているそうです。
今回の件で注目され、注目の的となった大河くん。いつか『涼代大河先生』となって、漫画界に名を轟かせているかもしれませんね!