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カフェのアイディアが素敵!耳が不自由な店員のための『お願い』とは

By - いとう舞香  公開:  更新:

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名古屋駅付近にあるカフェ『バリーズ』に訪れた、だ~びっつさん(@Da_vidtz)。

カウンター席に座ると、卓上に置かれた見慣れないものが目に入りました。そこに書かれた字を見て、なんだか温かい気持ちになったのです。

『バリスタは耳が不自由なため…』カフェの立札が素敵

カウンターの上に置かれているのは、手作りの立札がいくつか入った容器。

容器に貼られた紙には、こう書かれていました。

本日のバリスタは耳が不自由なため、こちらをお使いください。

そう、これは耳が不自由なバリスタとコミュニケーションをとるアイテム。

『お会計したい!』『お水ちょーだい!』などと書かれた立札を持ち、耳の不自由なバリスタに「声をかける」のです。

これならバリスタも仕事がしやすいですし、お客さんも声をかけやすいですよね。

  • 心が温かくなった。本当に優しいアイディアだなぁ。
  • 柔軟な考え方!見習いたい…
  • こういう心遣いがあると、身体が不自由な方もすごく働きやすくなるよね!
  • 大きな声を出すのが苦手な客も、助かりそう。
  • 立札の言葉がかる~い感じなのがイイ!

だ~びっつさんがこの写真を投稿すると、お店側の素敵な取り組みに多くの人が心うたれました。

お店側に、立札についてお話を伺った

――どういった経緯で、この立札を設置することになったのですか?

「バリスタを目指す耳の不自由なスタッフが、当店で働くことになったのがきっかけです。
お店のスタッフでミーティングをひらき、このアイディアがあがりました。

サービスのスペシャリストであるバリスタは、お客様の声にしっかりと気づくことが大切です。
お客様が”声をかけているのに、なんだか無視されちゃうなぁ”と思ってしまうかも…と考え、設置しました」

――お客さんから、立札について反応はありますか?

「お客様同士で”素敵な取り組みね~”といったお話をしてくださることがあります」

お店のスタッフが新しい仲間のために考えた、このアイディア。耳の不自由なバリスタの方も、本当に嬉しかったことでしょう。

オシャレな雰囲気と、可愛らしいパンケーキも人気のカフェ『バリーズ』。名古屋駅付近を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

【バリーズ】

所在地:〒453-0015
愛知県名古屋市中村区椿町8-3 丸一駅西ビル1F
営業時間:10:00~23:00(金、土は26:00まで)
定休日:無休


[文/grape編集部]

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