22年据え置きだった郵便はがきの料金がついに値上げ これも時代かと物悲しい
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- 出典
- 日本郵便
2017年6月1日(木)から、郵便物(第二種郵便物・定形外郵便物)とゆうメールの料金が改定されます。
郵便料金改定の詳細
第二種郵便物(はがき)
52円から、62円に引き上げられます。なお、年賀はがきの料金は52円で据え置かれます。
定形外郵便物
規定のサイズが設けられ、それに収まるかどうかによって料金が分かれます。
100gまで
150gまで
250gまで
500gまで
4kgまで
2kgまで
4kgまで
ゆうメール
ゆうメールは3kg以内の冊子とした印刷物やCD・DVDが安価に送れるサービスです。定形外郵便物と同様に、既定のサイズが設けられます。
250gまで
500gまで
1kgまで
2kgまで
3kgまで
20年据え置かれていた料金がついに値上げへ
郵便料金はこれまで、2014年の消費税増税時を除いて、値上げすることなく22年間据え置かれていました。しかし、郵便物の減少が続き、人件費の単価が上昇するなどの理由から郵便事業の収支が悪化し、今回の料金改定となりました。
宅配業者各社が抱える再配達などによるコスト増は、日本郵便も例外ではありません。
「ハガキは50円(52円)で送れる」というのは、長い間当たり前のように認識していた方が殆どでしょう。
料金の値上げは利用者にとっては残念なこと。ですがそれ以上に、時代の移り変わりに少し物悲しさも覚えます。
[文・構成/grape編集部]