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「これ誰が描いたか分かる?」芸能人のアートに度肝を抜かれる

By - grape編集部  公開:  更新:

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サイン会には、美術館内に長蛇の列ができるほど、人が詰めかけました。

一人ひとり目を見て会話をし、笑顔で握手を交わす鶴太郎さん。絵を描いているという若者に対して、こんな助言をしていました。

自由に描いてください。

そのひと言には鶴太郎さんの絵画への想いが、すべて詰まっているのかもしれません。

また、誕生日を迎えたという年配の女性に、満面の笑みで「おめでとうございます」とお祝いの言葉を贈る場面も。

そんなサイン会を経て、『金魚(二曲屏風)』が展示されている広間でトークショーへ。

こちらでは画家の顔ではなく、お笑いタレントとして笑いを誘う鶴太郎さんの姿を見ることができました。

キッズパンツ履いてます

屏風の前に現れた鶴太郎さんは、「私の原画を初めてみた人はどれくらいいますか?」と早速質問。

多くの人が手を上げると、「20数年展覧会をしてきたんですが、わざと避けて通ってきたんじゃないですか」と笑いを取りました。

さらに、日本画や油絵などの違いや作品について解説。

繊細に描きこまれた屏風の金魚は、1匹描き上げるのに1時間もかかることが明かされました。

そして話題は、ヨガインストラクターの話へと変わります。

毎朝何時間もかけてヨガを行い、インド政府公認のプロフェッショナルヨガ検定インストラクターに合格した鶴太郎さん。

極限まで鍛錬した身体は、ほっそりとしながらも力がみなぎっているようでした。

さらにヨガインストラクター合格の発表会に、パンツ姿で登場した裏話も披露。

普通のパンツですとね、ブカブカでいろいろと出てきそうで危ないんですよ。

なので、ピッタリ履けるパンツを探したんですが、キッズ用の5歳児パンツが一番しっくりきましてね。それを履いてヨガを披露しました。

これには驚きと笑いの声が上がりました。

始終和やかなムードで進んだ、サイン会とトークショー。大きな拍手と共に幕を引きました。

色鮮やかな絵画や金箔の貼られた豪華な屏風など、多くの刺激をくれる鶴太郎さんの展覧会。ぜひ期間中に足を運んでみてください。

片岡鶴太郎展 還暦紅~鶴が上野に還ってきた~

期間:2017年6月14(水)~ 7月2日(日)
時間:10:00~ 17:00まで
会場:上野の森美術館
※パンダの壁画のみ撮影が可能です。


[文・構成/grape編集部]

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