美味しそうにソフトクリームをほおばる若者 雰囲気からかけ離れた職業とは?
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渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。

経産省「大変危険です」 注意喚起に「知らなかった」「これは危ない!」2025年7月、経済産業省の製品事故対策室は、Xアカウントで「モバイルバッテリーを車内に放置しないでください」と、呼びかけました。
にこやかな表情で、イマドキの若者という雰囲気の鈴木猛史さん。
スキーウェアに身をまとう彼は、100分の1秒を競い合うスキー選手です。
見た目とは裏腹に、過酷な世界で戦う 鈴木猛史
厳しい世界に身を置くアスリートである鈴木選手。
彼の足元に目を移すと、意外な事実が分かります。
鈴木選手は、8歳の時に交通事故で両足を失ってしまいました。それからは車いすの生活に。
それでも、大好きなスキーを続けたいと思い、チェアスキーの道を選びます。
急斜面が怖かった。
両足がない、バランスがうまく取れない状態でのスキーは想像以上に恐ろしいもの。
彼は恐怖心で、うまくスキーをすべることができなくなってしまいます。
彼を変えてくれた先輩のひと言
そんな時に、長野パラリンピック金メダリストの志鷹昌浩さんにいわれたひと言が胸に刺さり、彼を変えました。
怖いならやめてしまえ!
負けず嫌いな性格である鈴木選手。
失敗から学ぶことがたくさんあると気付き、恐れずに挑戦し続けることを決意します。
失敗した経験は、リセットされない。
そして、二度のワールドカップ総合優勝など、功績を残していくのです。
人に恵まれた自分
自分を特別扱いすることなく接してくれる周りの人たち。
仲間とソフトクリームを食べて、笑い合って、そんなひと時が彼を穏やかな気持ちにさせてくれます。
リラックスした時間があるからこそ、厳しい世界でも彼はやっていけるのです。
限られた時間での練習、新たな若きライバルの出現…。
常にチャレンジャーでありたいと、どこまでもストイックな鈴木選手。どう立ち向かっていくのか、彼の今後が楽しみです。
[文・構成/grape編集部]