「ヒアリ怖い!」むやみにアリを退治しないで その行動が被害を拡大するかも
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※写真はイメージ

弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

廃棄される予定の5万個を救った? パンを焼かない『夜のパン屋さん』の活動とは優しく、甘い香りをただよわせる、ベーカリー。ベーカリーには、焼き立てのおいしいパンをすぐに客に食べてもらえるという魅力があります。一方で、売れ残ってしまったら、廃棄せざるを得ないという問題も抱えているとか。そんな問題を解決するために、立ち上がったのが、『夜のパン屋さん』でした。
2017年5月26日、兵庫県尼崎市において国内で初めて、ヒアリの侵入が確認されました。
さらに、7月3日には新たに東京都の大井ふ頭でも確認されています。
ヒアリはすべて輸入コンテナ内で見つかったため、環境省が複数の港で調査を行っています。
強い毒性を持つヒアリ、すぐ倒すべき?
ヒアリは極めて攻撃的で、非常に強い毒性を持つ虫です。刺されると、やけどを負ったような激しい痛みが生じます。
また、アナフィラキシーショックで死に至る可能性もあり、厳重な注意が必要です。
とはいえ、「刺されたら恐ろしい!」「アリを見つけたら、とにかく退治しなくては!」と、焦らないでください。
ヒアリは現在、輸入コンテナの周辺から拡散しないよう入念な対策がされています。
「ヒアリかどうか分からないけれど、アリだから」といってむやみに駆除すると、在来種の減少によって生態系が乱れ、外来種がはびこってしまう可能性が出てきます。
ヒアリの簡易的な見分け方
環境省外来生物対策室の資料によると、ヒアリかどうかは専門家が顕微鏡を使って観察しなければ判断できません。
ここでは、簡易的な見分けかたをご紹介します。
肉眼での見分け方
ヒアリの特徴は以下の通りです。
出典:環境省ホームページの写真を加工して作成
つづいて、ヒアリでないアリの一例です。
7月8日現在、市街地でのヒアリの存在は確認されていません。
むやみに不安にならず、万が一ヒアリと思われるアリを発見した際には、すみやかに自治体に通報してください。
[文・構成/grape編集部]