「このゾーンて、進入禁止じゃないの!?」多くのドライバーが勘違いしていた事実
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『お客様へ』 スーパーでみつけた貼り紙を、見ると…「笑っちゃった」「そういうことか」ぱんぽんた(myhome__since2022)さんは、訪れたスーパーで気になる貼り紙を発見したといいます。 トイレなどで見かける、精算済みではない品物を持ち込まないよう呼びかける、注意喚起の貼り紙だったのですが、よく見ると…?
車で走行中、交差点の前などで見かける、縞々模様。
この縞々模様は通称『ゼブラゾーン』と呼ばれ、正式名称は『導流帯』。車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために、道路に描かれています。
多くのドライバーがこの導流帯に対し持っている認識は、このようなものではないでしょうか。
走行することは違反になる。
しかし、これは勘違い。むやみに走行するべきではないとされていますが、導流帯は進入禁止ではないので、車が走行することが可能なのです(ポールで囲まれている導流帯は除く)。
もちろん、走ったからといって罰則もありません。
ゼブラゾーンを走っていて衝突事故。どちらが悪い?
導流帯がある交差点で起きた、驚くべき事故の判例をご紹介します。
その事故を担当したのは、自動車保険の代理店である『ライフエール株式会社 アサカワ総合保険』。同社によれば、事故の詳細はこのようなものでした。
2車線の道路で、直進レーンにいた車が右折をしようと導流帯を避けながら右折レーンに侵入。すると、右折レーン手前の導流帯を走行してきた車と衝突事故を起こしたそうです。
状況としてよく似ているのは、こちらの動画です。
導流帯を走行してきた車の過失が大きいと思いきや、右折レーンに侵入してきたほうの車の過失が大きいと判断されたのです。
まさかこんな判例があったとは…。多くのドライバーからすれば、信じられないような事実ではないでしょうか。
積極的ではないにせよ、「導流帯は走行してもよい」という驚きの事実。しかし、依然としてこの事実を知っている人が多くないことを考えると、導流帯を走る際は注意を払ったほうがよさそうですね。
[文・構成/grape編集部]