「ほかに大切なことがある?」 息子を亡くした父親の言葉に、感涙 By - grape編集部 公開:2017-08-29 更新:2017-08-29 親子 Share Post LINE はてな コメント 出典:Richard Pringle 大切な人との別れは、突然訪れるかも知れません。 「子どもがいる人は、一瞬一瞬を大切にしてほしい」と訴える、父親の声が話題です。 「大切にしすぎる」なんてことはない リチャード・プリングルさんは、2016年8月18日に、息子のヒューイくんを脳出血で亡くしています。 息子が亡くなってから1年経ち、心の整理が付いたプリングルさん。『息子を失ってから学んだ、最も重要な10のこと』をFacebookに投稿し、多くの人の胸を打ちました。 ❤️❤️The 10 Most Important Things I've Learnt Since Losing My Son 🙏 1. You can never ever kiss and love too much. 2....Richard Pringleさんの投稿 2017年8月23日 子どもをたくさん愛してあげてください。 決して多すぎることはありません。 手を止めて、数分でもいいので子どもと遊んであげてください。 いましていることが、子どもより重要であることはないでしょう。 可能な限り、写真や動画で子どもの記録を残してください。 ある日、それが手元に残る唯一の形見になるかも知れないのですから。 「お金を与えるのが自分の役割だ」と思わないでください。 あなたの時間を使って、子どもと遊ぶことが大切なのです。 散歩に出かけたり、海で泳いだり、キャンプでテントを立てたりして、楽しんでください。 私は、息子のヒューイに何を買ってあげたのかを、まったく覚えていません。一緒に遊んだ記憶だけがあります。 子どもと一緒に歌ってください。 ヒューイが私の肩に乗っている時や、車の中で私の横に座っている時に、一緒に大好きな歌を歌ったことが、私の1番の思い出です。 ささやかなことを大切にしてください。 寝る前にベッドの中で本を読んであげたり、夕飯を一緒に食べたり、のんびりとした日曜日を過ごしたりする時間。 当たり前のように過ごす一瞬一瞬は、とても貴重なものなのです。 私は気付くのが遅く、そんな時間をずいぶんと取りこぼしてきましたが、どうかあなたは大事にしてください。 いつも、愛する子どもにキスをあげてください。忘れたら戻ってでもしてあげてほしいのです。 そのキスは、最後のものになるかも知れません。 退屈なことも、楽しいことに変えましょう。 買い物に出かける時も、車に乗った時も、お店まで歩く時だって、冗談を言い合って笑いましょう。人生は短いのですから。 子どもの日記を付けてください。 あなたの可愛い子どもが、あなたの人生を照らした光をしっかりと書き留めてほしいのです。 子どもたちのいう面白いこと、彼らがした可愛らしいことなどを。 私はヒューイを失った後で、さかのぼって日記を付け始めました。 あなたが年老いてから見返せば、子どもと一緒に過ごした日々を、ありありと思い出すことができるでしょう。 もし、子どもと一緒に暮らしているのなら、どうか子どもにずっと寄り添っていてください。 一緒に朝食を食べて、学校まで行ってください。大学へ通わせ、結婚する時は見守っていてください。 それができるということは、あなたはとても恵まれているのです。 Richard Pringle ーより引用(和訳) 子どもと一緒に過ごす時間がどんなに貴重なものかを説明する、プリングルさんの言葉。その一つひとつに重みがあり、心に響きます。 彼のメッセージに、たくさんのコメントが寄せられました。 美しい言葉…あなたは立派な人です。 素晴らしいアドバイスでした。夫と一緒に読んで泣いたわ。 人生はとても貴重です。 私に大切なことを思い出させてくれて、ありがとう。 また、プリングルさんは、車が大好きだったヒューイくんのために、スーパーカーをたくさん展示する『Hughie's Super-car Saturday 』を8月19日に開催。 同時に、子どもを脳出血から少しでも守ろうと、新しいMRIを医療機関へ寄付するための募金も募りました。 🎈🎈🎈Just a little update on Hughie's Supercar Saturday🎈🎈🎈 There's going to be a total of around 16,000bhp on display...Richard Pringleさんの投稿 2017年8月2日 「ヒューイはいまも、僕の肩に乗っている」と語るプリングルさん。 多くの親子のために行動する父親の姿を、ヒューイくんもどこかで見ているのかも知れません。 [文・構成/grape編集部] 出典 Richard Pringle Share Post LINE はてな コメント
大切な人との別れは、突然訪れるかも知れません。
「子どもがいる人は、一瞬一瞬を大切にしてほしい」と訴える、父親の声が話題です。
「大切にしすぎる」なんてことはない
リチャード・プリングルさんは、2016年8月18日に、息子のヒューイくんを脳出血で亡くしています。
息子が亡くなってから1年経ち、心の整理が付いたプリングルさん。『息子を失ってから学んだ、最も重要な10のこと』をFacebookに投稿し、多くの人の胸を打ちました。
子どもと一緒に過ごす時間がどんなに貴重なものかを説明する、プリングルさんの言葉。その一つひとつに重みがあり、心に響きます。
彼のメッセージに、たくさんのコメントが寄せられました。
また、プリングルさんは、車が大好きだったヒューイくんのために、スーパーカーをたくさん展示する『Hughie's Super-car Saturday 』を8月19日に開催。
同時に、子どもを脳出血から少しでも守ろうと、新しいMRIを医療機関へ寄付するための募金も募りました。
「ヒューイはいまも、僕の肩に乗っている」と語るプリングルさん。
多くの親子のために行動する父親の姿を、ヒューイくんもどこかで見ているのかも知れません。
[文・構成/grape編集部]