自殺直前に鳴った電話 「誰からか知ってから」と出てみると
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海外のコミュニティサイト『Quora』で、次のような問いがありました。
いままでの人生で、映画みたいな出来事はありましたか?
これに、多くの人が答えています。
危険から逃れた話や、「投げられたスパゲッティが壁にキレイに貼り付いた」というユニークなエピソードもありました。
そんな中で、ひときわ話題となっている話があります。
映画のような出会いと、ハッピーエンド!
ケヴィン・ウォルシュさんは、アメリカのインディアナ州在住の男性。彼の体験談は、人々を驚かせるほど美しいものでした。
2人の出会い
ウォルシュさんは13歳の時、あるサマーキャンプに参加しました。
そこで可愛らしい『女の子』に出会います。「あなた、黒が似合うのね」という印象的な彼女の言葉が、ウォルシュさんの胸に刺さりました。
2人は友達になり、連絡を取り合う仲になります。
高校生になってからは連絡が途絶えましたが、それでもウォルシュさんは「その『女の子』のことを考えなかった日はなく、いつも身近に感じていた」といいます。
1年ぶりの電話
そんなウォルシュさんに、危機が訪れました。
高校生活がうまくいかず、うつ病に心身共にむしばまれたウォルシュさんは、ある日、自殺を決意してしまうのです。
遺書を書き、準備が整って「さあ、死のう」と、まさに踏み切る直前…ウォルシュさんの電話が鳴りました。
発信者が誰か分からなかったのですが、ウォルシュさんは電話に出ました。人生の最後に、電話をかけてきた人が誰なのかを知らずに、死ぬことなんてできなかったのです。
電話の主は、なんと、あの『女の子』でした。
「何で電話をかけてきたの」とウォルシュさんが尋ねると、『女の子』は「ただ、あなたに電話をしないといけない気がしたの」といいました。
これが、2人の1年ぶりの会話でした。
『女の子』が探ってくるため、ウォルシュさんは自殺しようとしていたことを漏らします。
「何いってるの?そんなことやめて」と『女の子』にいわれたことで、ウォルシュさんは自殺を取り止めたのでした。
『女の子』はウォルシュさんに、翌日も電話することを約束させ、2人は電話を切ります。
運命的な電話を受けた夜、ウォルシュさんは、もう心を決めていました。『女の子』にプロポーズする時の言葉を考え、書き始めます。
そして10年後に、2人は本当に結ばれたのです!
ウォルシュさんの体験に、多くの人が感動しました。
運命が2人を引き合わせたとしか思えない、まさに映画のようなお話でした。
多くの人の祝福を受けた2人。これからも、幸せな日々を送ってほしいですね!
[文・構成/grape編集部]