自殺直前に鳴った電話 「誰からか知ってから」と出てみると
公開: 更新:
![](https://grapee.jp/wp-content/uploads/36420_main.jpg)
出典:blakeyk
![ペットボトルの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105019_03main-768x576.jpg)
ペットボトルの空容器、水筒代わりにすると… 企業の呼びかけにゾッとする全国各地でじめじめとした暑さが続く、2024年7月現在。 暑い時期は、外に出る際にスポーツドリンクなどの冷たい飲み物を持ち歩きたくなるでしょう。 飲み物を持ち歩く際、一度中身を空けたペットボトルを、水筒代わりに使ったこと...
![洗濯機](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105222_main01-768x576.jpg)
洗濯機には使わないで メーカーの注意喚起に「勘違いしてた」日々の生活に欠かせない、洗濯機。 正しく使用し、しっかりと手入れをすれば、長く使える家電の1つでしょう。 家電メーカーの株式会社日立製作所(以下、日立)のウェブサイトでは、洗濯機の故障につながる間違った使い方について、説...
海外のコミュニティサイト『Quora』で、次のような問いがありました。
いままでの人生で、映画みたいな出来事はありましたか?
これに、多くの人が答えています。
危険から逃れた話や、「投げられたスパゲッティが壁にキレイに貼り付いた」というユニークなエピソードもありました。
そんな中で、ひときわ話題となっている話があります。
映画のような出会いと、ハッピーエンド!
ケヴィン・ウォルシュさんは、アメリカのインディアナ州在住の男性。彼の体験談は、人々を驚かせるほど美しいものでした。
2人の出会い
ウォルシュさんは13歳の時、あるサマーキャンプに参加しました。
そこで可愛らしい『女の子』に出会います。「あなた、黒が似合うのね」という印象的な彼女の言葉が、ウォルシュさんの胸に刺さりました。
2人は友達になり、連絡を取り合う仲になります。
高校生になってからは連絡が途絶えましたが、それでもウォルシュさんは「その『女の子』のことを考えなかった日はなく、いつも身近に感じていた」といいます。
1年ぶりの電話
そんなウォルシュさんに、危機が訪れました。
高校生活がうまくいかず、うつ病に心身共にむしばまれたウォルシュさんは、ある日、自殺を決意してしまうのです。
遺書を書き、準備が整って「さあ、死のう」と、まさに踏み切る直前…ウォルシュさんの電話が鳴りました。
発信者が誰か分からなかったのですが、ウォルシュさんは電話に出ました。人生の最後に、電話をかけてきた人が誰なのかを知らずに、死ぬことなんてできなかったのです。
電話の主は、なんと、あの『女の子』でした。
「何で電話をかけてきたの」とウォルシュさんが尋ねると、『女の子』は「ただ、あなたに電話をしないといけない気がしたの」といいました。
これが、2人の1年ぶりの会話でした。
『女の子』が探ってくるため、ウォルシュさんは自殺しようとしていたことを漏らします。
「何いってるの?そんなことやめて」と『女の子』にいわれたことで、ウォルシュさんは自殺を取り止めたのでした。
『女の子』はウォルシュさんに、翌日も電話することを約束させ、2人は電話を切ります。
運命的な電話を受けた夜、ウォルシュさんは、もう心を決めていました。『女の子』にプロポーズする時の言葉を考え、書き始めます。
そして10年後に、2人は本当に結ばれたのです!
ウォルシュさんの体験に、多くの人が感動しました。
運命が2人を引き合わせたとしか思えない、まさに映画のようなお話でした。
多くの人の祝福を受けた2人。これからも、幸せな日々を送ってほしいですね!
[文・構成/grape編集部]