trend

一歩先の『殺処分ゼロ』活動 「全国に広がってほしい」の声も

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

保護猫などの殺処分を減らすために『ふるさと納税』を使うなど、『殺処分ゼロ』を目指した活動が、全国的に広がりを見せています。

そんな中、動物の飼育法の指導や動物愛護の普及などを行う『公益財団法人どうぶつ基金』と三重県が、殺処分される猫を減らすために根本的な活動を行っています。

捕獲して不妊去勢手術

三重県の動物愛護センターでは、野良猫の苦情や通報が入ると職員やボランティアが猫を捕獲。

そして、捕獲(トラップ:Trap)後、殺処分ゼロを願う人などから寄せられた寄付金を使って無料で不妊去勢手術(ニューター:Neuter)を行い、元の場所に戻す(リターン:Return)、『さくらねこTNR』という活動を行っています。

不妊去勢手術を行い、野良猫問題を根本から解決しようとしているのです。

どうぶつ基金のエキスパート獣医は、臨床経験の少ない行政獣医に対して、積極的に技術指導。

地方自治体と公益財団法人の協働体制『三重県モデル』は、殺処分ゼロ達成を目指し全国に先駆けて行われています。

殺処分ゼロを達成してほしいという願いを込められた寄付を有効に使い、飼い主のいない猫に無料で不妊去勢手術を行う『さくらねこTNR』。

こういった活動が広まることで、少しでも野良猫たちの命が奪われない世の中になることを願います。


[文・構成/grape編集部]

シェルターで暮らす保護犬の写真(撮影:grape編集部)

保護動物の未来が変わる? 話題の『推し活支援』サービスが…【独自取材】保護犬や保護猫を『推し活』で支援できる新サービス『しっぽの輪』が登場。飼えなくても、写真などを見て気になった動物を『推しの子』として応援できる仕組みや、開発者が立ち上げた背景を紹介します。

男性「悲鳴を上げた原因です」 猫の姿勢に「腰抜かす」「これは驚く」2025年12月7日、ネコランド(@NEKOLAND13)さんは、「妻が悲鳴を上げた原因」という不穏なコメントを添えて、1枚の写真を公開。 写真には、ネコランドさんの妻の後ろ姿と、驚かせた原因の存在が写っているといい…。

Share Post LINE はてな コメント

page
top