高齢者など8名を火災から救った高校生 理由を知って「影響力がすごい」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
2017年11月29日に山梨県甲府市の市営団地で発生した火災で、高齢者と子ども、あわせて8人を救出した県立韮崎工業高校3年生の日原拓哉さん。
南甲府署から感謝状が贈られました。
計8人を助ける大活躍
産経ニュースによると、日原さんは同団地の2階に住んでおり、火災を知らされると消火器を握りしめすぐに行動。
1階に住む足の不自由な70歳の男性の家に向かい、見事救出しました。
さらに日原さんは2階に戻り、残っていた高齢者5人と小学生2人の計7人を救助。
勇気ある行動で、火災から8人の命を救いました。
レスキューフォースに憧れて
日原さんは勇気ある行動の理由を、2017年12月10日に放送された『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で語っていました。
出典:トミカヒーロー レスキューフォースのスクリーンショット
日原さんが子どものころに放送されていた、災害救助をテーマとした『トミカヒーロー レスキューフォース』(テレビ東京系)に憧れていたというのです!
そして、レスキューに関する本などを読み込み、消防訓練や講習にも積極的に参加していました。
日原さんの行動や驚きの理由に、コメントが寄せられました。
・火事に遭遇して、本当に助け出す勇気は計り知れないと思います。尊敬します!
・ヒーローの影響力って大きいですね。憧れて宇宙飛行士や消防士になった人もいます。
・よい作品はちゃんと人の心に残って、何かを生み出すんですね。
火事に遭遇しても、すぐに救出活動ができる人はそういません。
ヒーローに憧れ、日常的に救助のことを学んでいた日原さんだからこそ、8人も救い出すことができたのでしょう。多くの尊い命を救った高校生の行動に拍手を送ります!
[文・構成/grape編集部]