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「エアコンが効かない!」 大雪の日に、一体なぜ?

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2018年1月22日に首都圏を襲った大雪。

Twitter上には、帰宅難民になった人たちの嘆きのツイートが相次いで寄せられたほか、エアコンのトラブルを訴えるツイートも多数見られました。

・帰宅したばかりで早く暖をとりたいのに、エアコンが効かない。

・停電というわけでもないのに、なぜかエアコンが作動しない。

・なんで温風が出ないの?寒すぎる、助けて…。

大雪が原因の停電か、それともエアコンが故障してしまったのか…と思いきや、そうではありません。

※写真はイメージ

ダイキン工業株式会社の公式ウェブサイトでは『大雪に関する困りごと』というページで、同様のトラブルの原因と対処法を紹介しています。

なぜ温風がでないのか?

温風が出ないほか、エアコンの室外機から異音がしたり、室外機から湯気が出てきたりといったトラブルの原因は、ずばり…。

室外機の吹き出し口、吸い込み口が雪でふさがれているから!

室外機の吸い込み口がふさがっていると、空気を効率的に吸い込めなくなってしまうため、室外機の周りをあけておく必要があるのです。

※写真はイメージ

また、吹き出し口がふさがっていると、室外機から出た冷たい空気を再び吸い込んでしまう『ショートサーキット』という現象が起きてしまう可能性も。

そうすると、うまくエアコンが作動しないどころか、電気代が高くなってしまう原因にもなるため、注意が必要です。

対策は?

大雪の日にエアコンのトラブルに見舞われてしまっては大変ですよね。

ダイキン工業株式会社の公式ウェブサイトでは、対策として以下の方法を紹介しています。

・吹き出したり、吸い込んだりする空気の通り道を確保するため、室外機の周りの雪を取り除きましょう。

・吹き出し口・吸い込み口の前は、30センチは空けるようにしましょう。一般的に、室外機の前面が吹き出し口、側面と背面が吸い込み口です。前面だけでなく、側面や背面の障害物にも注意しましょう。

・室外機の上に積もった雪も、落下して吹き出し口や吸い込み口をふさいでしまう可能性があるので、取り除いておきましょう。

・雪を取り除いたら、電源プラグを抜くか、ブレーカーを切ってからもう1度入れなおし、リモコンで再度運転を開始してください。

ダイキン工業株式会社 ーより引用

室外機の吹き出し口や吸い込み口をふさいでしまう原因は、雪だけとは限りません。室外機の周囲に障害物を置いている場合は、すぐにどかしておいたほうがいいでしょう。

首都圏が記録的な大雪に見舞われる機会は、あまりないものの、もしもの時に知っておくと今回の対策が役立ちそうです!


[文・構成/grape編集部]

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出典
ダイキン工業株式会社

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