『楽しい我が家』 その裏には、こんな苦しみがあった
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- 出典
- @sino_0717
口をふさいでいたもの
しののめしのさんは、いまになって、やっと自分の嫌だった体験を公開することができました。
けれど、しののめしのさんの作品『すすめ!オタク一家』を読んだ人からは、「あの、オタクのお母様ですか?コミックでのイメージと違いますね…」とのコメントも届いています。
漫画に登場した、しののめしのさんの母親は、いつもハイテンションでオタク趣味にも理解がある人。漫画を読みながら、『理想的な母親』だと感じた人もいるかもしれません。
さまざまな反応がある中、しののめしのさんは漫画を公開した理由を語りました。
『すすめ!オタク一家』は、家族と一緒にいて楽しかったところに焦点を当てたもの。
そんな作品を公開してから、心のわだかまりとなっている暗い話をすることに、しののめしのさんは抵抗がありました。
しかし…。
家族との間に、どんなに楽しい思い出があったって、「それでも私はつらかった」と思っていいし、主張していい。
そう考えることができるようになった、しののめしのさん。
人には、いい面があれば、悪い面もあります。どちらも合わせて、1人の人間。なので、例えいい面が大きかったとしても、悪い面を「なかったこと」にしなくていいのです。
家族との関係に苦しんできた多くの人たちに、しののめしのさんの言葉は勇気をもたらしたことでしょう。
しののめしのさんの、ほかの作品
現在、しののめしのさんは『腐女子交流記 ~アラサー×JK~』を『ヤングエースUP』で連載中!
アラサーとJKの、オタクあるある満載な『腐日常』を読むことができますよ。
気になった人は、ぜひご覧ください!
[文・構成/grape編集部]