「ペットは家族だから」 被災した市長の投稿に、全国の飼い主から称賛の声
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西日本を中心に起きた記録的な豪雨により、各地で大きな被害をもたらした『平成30年7月豪雨』。
多くの人が命を奪われ、多くの人が行方不明に。家屋も倒壊し、じん大な被害が報告されています。
被災地の避難所では、自宅に帰ることができなくなった人たちが身を寄せ合い、生活しています。
岡山県総社市、市長の投稿に「ありがとう!」の声
自身のTwitterを通して情報を事細かに投稿している、岡山県総社(そうじゃ)市の片岡聡一市長。
被害が拡大する前に総社市災害対策本部を設置した行動の速さや、迅速かつ正確なアナウンスに、日本全国から称賛の声が寄せられました。
「有能だ!」 大雨に見舞われた西日本、市長の対応に称賛の声
13日現在も、被災地支援のために活動している片岡市長。片岡市長のTwitterアカウントには連日、たくさんの報告が投稿されています。
そんな中、日本全国の動物好きから「ありがとう!」という声が寄せられている投稿が話題になっています。
環境省は飼い主に同行避難を原則としていますが、避難所でのペットの取り扱いは場所によって異なります。
2016年の熊本地震では、避難所でのペット受け入れが問題になったこともありました。
また、避難所では動物が苦手な人や、アレルギーを持っている人もいるため、トラブルが発生することもあるといいます。
そのため、ペットを飼っている人は「避難所に連れて行っても大丈夫だろうか」「もしトラブルになったら…」といった不安を抱いてしまうことでしょう。
ですが、片岡市長がペットの避難に力を入れ、「ペットは家族」と公言することで、多くの飼い主は安心できるのではないでしょうか。
ネット上では、被災した人以外からも、感謝の言葉が投稿されています。
・本当にそう!市長、ありがとうございます!
・その言葉、ペットがいる家族にはとても心強いです。
・ペットも大切な家族として対応してくれる総社市、最高!
・私の市では、即答で門前払いでした…。
写真は東日本大震災の時のもの
人間と動物という違いはあれど、ペットは大切な家族の一員。過去の震災でも、多くの飼い主がペットと共に避難所へ集まりました。
中には、避難所にペットを連れて来ることに対して、否定的な意見を持つ人もいるでしょう。しかし、そういった意見も踏まえ、避難所の中でしっかりとすみ分けができれば、救われる人は大勢います。
飼い主にとって、ペットは『可愛い我が子』であったり『頼りになるパートナー』であったりと、いろいろなのです。
今回の片岡市長の行動は、総社市に住む多くの飼い主の心を救ってくれたはずです。
[文・構成/grape編集部]