クレーマーは入店拒否! 飲食店の強気な『貼り紙』に「ここで働きたい」「最高」の声
公開: 更新:
「このケーキどうなるの?」 廃棄間際のスイーツを…「これは知らなかった」飲食店で食品ロスの危機におちいっている商品を買って『レスキュー』することができる、食品ロス削減アプリの『TABETE』に出会った女性。実際にレスキューしてみた結果?
歌舞伎俳優、市川團蔵さんが逝去 「もっと見たかった」「早すぎる」2024年11月23日、歌舞伎俳優の市川團蔵さんが亡くなったことが分かりました。73歳でした。
- 出典
- @_13rs
コンビニやスーパーマーケットの店員から、洋服や家電などの販売員まで…多くの人が接客業と呼ばれる仕事をしています。
消費者、つまり『お客様』と直接やりとりをする接客業には、多くの魅力があります。例えば「買ってよかった」「おいしかったよ」といった感謝の言葉が聞けることも…こういった時「接客業をしていてよかった」と感じる人もいるでしょう。
ところが、中には理不尽な要求を押し通そうと苦情をいってくる人も…店員を恫喝するかのようなクレーマーの存在は、大きな社会問題にもなっています。
※写真はイメージ
「お客様は神様だ」という言葉の意味をはき違え、無茶な主張を繰り返すクレーマー。
「お客様の希望を尊重する」という日本ならではの文化が、時に「クレーマーにも丁寧に対応すべき」と解釈されてしまい、接客業に従事する人を疲弊させています。
一見するとあり得ない貼り紙だが…
とある飲食店で目撃された『貼り紙』がTwitterで絶賛されています。
この『貼り紙』を目撃した、諒哉(@_13rs)さんは撮影した写真を投稿。一見、リスキーにも見える内容ですが、「素晴らしい貼り紙だ」と絶賛されています。
お客様各位
人手不足で、少ない従業員での営業のため、
入店規制をさせていただく場合がございます。
お時間に余裕のないお客様はほかの飲食店をご利用くださいませ。
誠に申し訳ございません。
なお、接客業をしてくれる数少ない人財を傷つけるお客様のご入店はお断りいたします。
「接客業をしてくれる数少ない人財を傷つけるお客様のご入店はお断りいたします」という一文からは、クレーマーから従業員を守るという確固たる意思を感じます。
諒哉さんは、この写真を次のような言葉と共にツイート。
「人材ではなく人財…人を大切にしている良店ですね」「こういう上司の下で働きたい」と、称賛の声が寄せられました。
もちろん、この『貼り紙』は「お客様をないがしろにする」という意味ではありません。礼節をわきまえた客に対しては、しっかりとした接客をしてくれるのでしょう。
人財を心ないクレーマーから守る…こういった姿勢の店が増えていけば、モチベーションの高い従業員が増え、結果として真っ当な客が質の高い接客を受けられるような環境になっていくのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]