息子の泣き声が響き渡るイオン店内 次の瞬間起きた出来事に、心打たれる
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※写真はイメージ

子供が泣きそうだけどトイレに行きたい… まさかの対策に「すごい見てる」「早く知りたかった」母親の姿が見えなくなると、泣き出してしまう娘。トイレに行きたい母親がとった行動とは…?

自由研究で『お母さんの一日』を調べた長男 最後に書いた感想を読むと…【泣ける】夏休みの自由研究といえば、工作や実験、観察日記などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、sym.n.41さんが育てる、小学6年生の長男が選んだテーマは、一風変わったものだったといいます。Threadsで投稿された写真を見て、そのテーマが何であるのかを確かめてみましょう。
まだ幼い子どもを連れて、外へ出かけるのはいろいろと骨が折れるものです。
親のいいつけを守り、大人しく過ごしてくれるのが理想ですが、そうはいかないのが現実でしょう。
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子連れで外食をしていた母親の身に起きた出来事に、多くの人が心を打たれています。
「イオンのフードコートで助けてくださったご婦人へ」
Twitterに一連の出来事を投稿したのは、毒リンゴ(@dokuringomaimai)さんです。
ある日、生後6か月の息子さんを連れて、イオンのフードコートで食事をしていた時のこと。
ぐずる息子さんをあやしつつご飯を食べさせるも、しまいには泣き出してしまい、立って抱っこせざるを得なくなりました。
うるさくしてはいけない。迷惑だと思われてしまう…。
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周囲の視線が気になった投稿者さんは、半分ほど残っていた料理を断念し、店を出ることを決意。焦って動こうとした瞬間、近くにあったスプーンが子どもの手に当たり、ご飯を盛大にこぼしてしまいます。
「もうダメだ」と泣きそうになったその時。近くに座っていた見知らぬ女性が、そっと話しかけてきました。
「赤ちゃん人見知りする?抱っこしていい?」
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声をかけられた投稿者さんは、「人見知り…しないです」と返事をした瞬間に、こらえきれず大粒の涙を流してしまいます。
見知らぬ女性は息子さんを抱っこし、投稿者さんが食事をする時間を作ってくれました。
申し訳なく思い、残りの料理を焦って食べる投稿者さんに対し、女性は「ゆっくり食べて~」と、笑顔でいってくれたといいます。
無事に食べ終わり、お礼をいう投稿者さんに対し、女性はこう答えました。
「頑張って育てているのねー!本当に可愛いわねー!抱っこさせてくれてありがとう。迷惑なんかじゃないのよ」
そして、泣いている投稿者さんにつられたのか、女性は涙目に…。投稿者さんは、優しい女性の気遣いに安心し、心の底から救われたといいます。
投稿者さんは、あふれる涙のせいで満足にお礼を伝えることができなかったため、Twitterに一連の出来事と、女性への感謝の気持ちをつづりました。
イオンで起きた心の温まるエピソードに、多くの人から称賛の声が寄せられています。
【ネットの反応】
・涙が出ました。素敵な出会いでしたね。
・赤ちゃんは泣くのが仕事。お母さんが頑張っている姿が伝わったからこそ、その女性は手を差し伸べたのでしょう。
・見習いたい行動です。そういう人がたくさん増えたら、安心して子育てのできる世の中になると思うので…。
手を差し伸べてくれた女性は、もしかすると自身も同じような経験をしたことがあり、困っている投稿者さんの姿を見てほうっておくことができなかったのかもしれません。
投稿者さんは、助けてくれた女性へのお礼のメッセージを、次のような一文で締めくくっています。
「私も子育てが落ち着いたら、あなたのような人になりたいです」
優しさとは連鎖するものです。このような助け合いが自然とできるような社会が作っていけたら素敵ですね。
[文・構成/grape編集部]