毎朝大好きな飼い主のためにギフトを届ける猫 愛猫の優しさにほっこり
公開: 更新:

保護動物の未来が変わる? 話題の『推し活支援』サービスが…【独自取材】保護犬や保護猫を『推し活』で支援できる新サービス『しっぽの輪』が登場。飼えなくても、写真などを見て気になった動物を『推しの子』として応援できる仕組みや、開発者が立ち上げた背景を紹介します。

男性「悲鳴を上げた原因です」 猫の姿勢に「腰抜かす」「これは驚く」2025年12月7日、ネコランド(@NEKOLAND13)さんは、「妻が悲鳴を上げた原因」という不穏なコメントを添えて、1枚の写真を公開。 写真には、ネコランドさんの妻の後ろ姿と、驚かせた原因の存在が写っているといい…。






「大切な人を喜ばせるためにプレゼントを贈りたい」
好きな人がいたら、そう感じるのは自然なこと。そしてそれは動物にとっても同じようです。
猫のバルーは飼い主のベンさんのことが大好き。そんなバルーはベンさんのためにあることを始めます。
バルーは毎朝庭へ出てネズミや小鳥などを捕まえてきては、ベンさんにプレゼントするようになったのです。
ウェブメディア『The Dodo』によると、バルーは狩りの上手な仕方を知っているらしく、捕らえた獲物はいつもほぼ無傷なのだとか。
そのためベンさんは家の中を逃げ回る元気なネズミや小鳥を捕まえて、庭に逃がすことが日課になってしまいます。
ベンさんいわく、バルーが獲物を捕ってくる理由は「僕の朝食用なのか、単なる贈り物なのか分からない」といいます。
ただベンさんが毎回、彼女の『ギフト』を庭に逃がす様子を見て、バルーは困惑して悲しそうな表情を浮かべるのだそう。
そんなバルーに対して、ベンさんも申し訳ないな…と感じていたそうです。
生きた獲物の代わりに愛猫が持ってきたものは
そんなやりとりが数か月続いた後、バルーはようやくベンさんが生きた動物の贈り物を喜んでいないことに気が付きます。そして彼女は別のものを取ってくるようになったのです。
バルーがベンさんにプレゼントするようになったのは…『大きな葉っぱ』。
それ以来、バルーは毎朝庭に出て、1番大きくて美しい葉っぱをベンさんに届けるようになりました。
その後、ベンさんとバルーは狩りに向かない家に引っ越したのだそう。するとバルーは贈り物を取ってくる代わりに、毎朝ベンさんのベッドで彼に寄り添うようになったといいます。
大好きな飼い主さんを喜ばせたくて、毎朝プレゼントを贈り続けたバルー。なんて愛情にあふれた優しい猫なのでしょう。
ベンさんは贈り物がなくても、バルーが彼を癒してくれることだけで何より幸せを感じているといいます。これからもベンさんとバルーがずっと一緒に穏やかに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]