毎朝大好きな飼い主のためにギフトを届ける猫 愛猫の優しさにほっこり
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猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

飼い主「え、そこで寝るの?」 猫が寝始めた場所が…「嬉しい悲鳴」「これになりたい」「え、そこで寝るの?1日が終わっちゃうんだけど…」飼い主(@katsuo779)さんと、愛猫のカツオちゃんの『幸せな休日の光景』が、話題になりました。
「大切な人を喜ばせるためにプレゼントを贈りたい」
好きな人がいたら、そう感じるのは自然なこと。そしてそれは動物にとっても同じようです。
猫のバルーは飼い主のベンさんのことが大好き。そんなバルーはベンさんのためにあることを始めます。
バルーは毎朝庭へ出てネズミや小鳥などを捕まえてきては、ベンさんにプレゼントするようになったのです。
ウェブメディア『The Dodo』によると、バルーは狩りの上手な仕方を知っているらしく、捕らえた獲物はいつもほぼ無傷なのだとか。
そのためベンさんは家の中を逃げ回る元気なネズミや小鳥を捕まえて、庭に逃がすことが日課になってしまいます。
ベンさんいわく、バルーが獲物を捕ってくる理由は「僕の朝食用なのか、単なる贈り物なのか分からない」といいます。
ただベンさんが毎回、彼女の『ギフト』を庭に逃がす様子を見て、バルーは困惑して悲しそうな表情を浮かべるのだそう。
そんなバルーに対して、ベンさんも申し訳ないな…と感じていたそうです。
生きた獲物の代わりに愛猫が持ってきたものは
そんなやりとりが数か月続いた後、バルーはようやくベンさんが生きた動物の贈り物を喜んでいないことに気が付きます。そして彼女は別のものを取ってくるようになったのです。
バルーがベンさんにプレゼントするようになったのは…『大きな葉っぱ』。
それ以来、バルーは毎朝庭に出て、1番大きくて美しい葉っぱをベンさんに届けるようになりました。
その後、ベンさんとバルーは狩りに向かない家に引っ越したのだそう。するとバルーは贈り物を取ってくる代わりに、毎朝ベンさんのベッドで彼に寄り添うようになったといいます。
大好きな飼い主さんを喜ばせたくて、毎朝プレゼントを贈り続けたバルー。なんて愛情にあふれた優しい猫なのでしょう。
ベンさんは贈り物がなくても、バルーが彼を癒してくれることだけで何より幸せを感じているといいます。これからもベンさんとバルーがずっと一緒に穏やかに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]