M-1審査員を務めたサンド富澤 審査員という『立場』について言及
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波乱を呼んでいる、2018年の『M-1グランプリ(以下、M-1)』。
コンテストの狙いとは異なる形で話題になっているのは、すべてのM-1関係者にとっても、思うところがあるのかもしれません。
2007年のM-1で優勝し、2018年には同コンテストの審査員も務めた、お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の富澤たけしさんが、審査員という大役を終えた後の心境をブログにつづっています。
サンドウィッチマン、富澤たけし「審査員も審査される」
「自分なんかが人を評価したり、人の人生を変える審査員をやるなんてまだまだ早い」という理由から、当初は審査員を務めることに乗り気ではなかったという富澤さん。
しかし、M-1での優勝はサンドウィッチマンにとって転機となる出来事でした。
そのことを富澤さん自身も痛感しており「恩返しではないけれど引き受けました」と、オファーを受けた当時の思いを明かしています。
そして迎えた、M-1当日。当日の心境や、審査員という大役を務めることの責任について、正直な思いをつづりました。
M-1という注目度の高いコンテストに出場することは、それだけでプレッシャーや重圧となりお笑い芸人に重くのしかかります。
しかし、それは審査する立場にとっても同じこと。
出場するお笑い芸人、そして彼らを審査する審査員、過去の出場者も含めて、誰もがプライドを持ってあの場に立っています。
「あの席にいることは相当な覚悟が必要」「審査員も審査される」という富澤さんの思いからは、そんな誇りを強く感じます。
[文・構成/grape編集部]