『ある親子の人生』を描いたアニメーション 切ないラストが、心に刺さる
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イラストやアニメーション作品などを手がけている、6 3 サ ン(@romisan_desu)さん。
2019年3月20日にTwitterで公開したアニメーションが、10万人以上の心をとらえています。
愛には代償があるよね
アニメーションに登場するのは1組の家族。両親が1人娘を愛情持って育てていきます。
娘が人生で挫折を味わい、一時期グレてしまった時も両親は支え続け、社会人になるまで見届けたのですが…。
力尽きたかのように、ベッドに横たわる両親。その姿に涙を流していた娘は、自分の『ハート』を両親に差し出すことを選んでしまいます。
起き上がった両親が見たのは、ベッドに倒れ伏す娘の姿。切ないラストについて、作者は次のように語っています。
「娘がドナー登録して、自分の心臓を両親にあげた」「娘は両親の介護で疲れ切ってしまった」など、さまざまな解釈が可能な作品です。
アニメーションを見た人の解釈
【娘は亡くなった派】
・親も子も、大切な人のためには命をかける。
・親より先に死ぬのは親不孝だけど、それでも娘は両親を助けたかったんだね。
・この作品の娘と同じような人生だった。私がこの子だったら死んでると思う。
【娘は生きている派】
・ハートがなくなっても死ぬのではなく、力尽きるだけ。しばらくすれば回復するのだと信じたい。
・娘はお見舞いに疲れて眠っているだけだよ…きっとそうだよ…。
・ハートは巡る。娘の恋人が、ハートをくれて助かるはず!
多くの人が涙を流したアニメーション。作品には、「愛に代償はあっても見返りは求めていないんだよ」「自分の親をもっと大事にしようと思った」などのコメントも寄せられています。
親子の愛について、改めて考えさせられる作品ですね。
[文・構成/grape編集部]