弟想いの姉が作った精霊馬 『背景』を知った後、もう一度見ると?
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- 出典
- takanya0202
両親がいなかったため、弟さんの面倒を見ながら暮らしていたtakaさん。姉弟とも昔からアニメが好きで、いつも一緒に主題歌やエンディングなどの曲を歌っていたといいます。
外で遊ぶ時も、ほかの友達と一緒に遊ぶ時も、2人は一緒にいました。
弟さんの学費を賄ったのは、もちろんtakaさん。弟さんを無事に高校を卒業させた後、しばらく共に暮らしてから2人は別々に住むようになったそうです。
しかし、ある日、弟さんは30代という若さで亡くなってしまいます。大切な家族を失ったtakaさんの悲しみは計り知れません。
部屋の片付けに行ったら
葬儀やさまざまな手続きのほか、弟さんの住んでいた家の片付けもする必要がありました。そこで、takaさんは弟さんの友達や夫の助けを借りて、弟さんの家を片付けることにします。
片付けている最中、takaさんはアニメ『ONE PIECE』の単行本を発見。ほかのアニメの単行本は見当たらなかったため、弟さんはこの単行本だけを持っていたようです。
「離れて暮らしても、1番大好きなアニメは一緒なんだ」
単行本を通して、姉弟のつながりを感じたtakaさん。2人の思い出を懐かしみ、想いをたくしたガンダムとサウザンド・サニー号の精霊馬を作ったのでした。
ガンダムには「こちらに来る時は、大好きだったガンダムで最速で来てほしい」、またサウザンド・サニー号には「大好きだった『ONE PIECE』のサニー号に乗って、たくさんのお土産と共に、ゆっくりいろいろなところを旅して楽しんで帰ってほしい」という想いが込められているとのこと。
takaさんの精霊馬の意味を知った人たちからは、「読みながら涙が止まらなくなった」「きっと、弟さんは楽しい冒険をしながら帰っていきますね」などのコメントが寄せられました。
弟への想い
takaさんは、亡くなった弟さんについて次のようにつづっています。
お盆が来るたびに思い出す、弟のこと。
弟さんもお姉さんのtakaさんのことが大好きで、いつも友達に話していたようです。
感謝の気持ちを書いたtakaさんは、最後にこんな言葉を弟さんへ贈っています。
生きている時は、ケンカも多かったけど…時が経つと共に…思いが強くなっていき、さみしくなります。
天国では楽しくね。
また、来世でも私の弟として生まれてきてください。
姉弟のキズナが感じられる精霊馬。改めて見ると、胸に迫るものがありますね。
takaさんは、日常の出来事やハンドメイド作品などをそれぞれのTwitterやInstagramで公開しています。気になる人は、ぜひご覧ください。
Twitter:taka(@Lamourenrose22)
Instagram(ハンドメイドアカウント):taka(lamourenrose.taka)
(プライベートアカウント):taka(takanya0202)
[文・構成/grape編集部]