乗客の目を引いた、バス車内の『貼り紙』 そこに書かれていたのは?
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※写真はイメージ

弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

キャンプ場に掲示された貼り紙 その内容が?「洒落にならない」富山市にある標高約2300メートルの『薬師峠キャンプ場』が2025年8月20日、突如閉鎖となりました。富山県警察山岳警備隊(@toyama_sangaku)がXに投稿した、閉鎖理由を伝える貼り紙が、多くの人を震え上がらせました。
夏場の日本の気温は年を追うごとに上昇し、気温が30℃を超える日も珍しくありません。
昨今では、室内にいながら熱中症で搬送される人のニュースを耳にする機会もあるほどです。
そんな中、岐阜県のバス会社『岐阜乗合自動車株式会社』の貼り紙がTwitter上で話題になっています。
乗客の1人が投稿
バスの車内に貼ってあったという貼り紙には、乗務員の熱中症対策についてこのように記されていました。
いつも、岐阜バスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ただいま、当社ではバス乗務員における「熱中症」対策として、駐停車(信号待ち等)の間を利用し、水分補給を行っておりますので、ご理解のほどお願い致します。
冷房が効いている車内とはいえ、混み合えば蒸し暑くなります。また、時間帯によって運転手は、常に直射日光を浴び続けながら業務にあたらなければなりません。
※写真はイメージ
そうした状況の中、何時間も水分を補給せずにいるのは危険。貼り紙は、そうした乗務員の健康状態を守るための目的もあります。
貼り紙を設置した経緯
乗客への理解を求める文言があるためか、Twitter上では「客の理解を求めなければならないなんて」といったコメントも寄せられていた、今回の貼り紙。
しかし、岐阜乗合自動車株式会社の担当者によると、「貼り紙を通して健康起因に関ることでの環境づくり」とのことで、決して乗客からのクレームを受けてのものではないといいます。
夏場は、命の危険性を感じるほどの猛暑日が続きます。だからこそ、意識的に水分をとり、休憩の時間をつくりたいもの。
それは、仕事中か否かにかかわらず、誰もが意識したいことですね。
[文・構成/grape編集部]