レストランで見知らぬ女性に話しかけられた、がん闘病中の女性 理由に涙
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
アメリカのニューヨークに住むエイミー・ペッテナートさんが夫と娘と一緒にレストランで朝食をとっていた時のことです。彼女たちの隣のテーブルに4人の娘がいる家族が座っていました。
ふと視線を感じたエイミーさんは、隣のテーブルの娘の1人が彼女のことを見つめているのに気付きます。すると続いてその子の母親がエイミーさんに向かってニッコリと微笑んだのです。
海外メディア『GOOD NEWS NETWORK』によると、エイミーさんは腎機能障害のため透析を受けていて、さらにステージ1の乳がんの治療中だといいます。
その日彼女はがんの治療の副作用に備えて髪を短く切ったばかりで、『乳がんを克服した人』のシンボルマークが描かれた帽子をかぶっていました。
髪を切って以来初めての外出だったため彼女は「きっとこの髪型が珍しくて見ているんだ」と思い、とても悲しくなったということです。
がん闘病中の母親に声をかけてきた女性は
その後、隣のテーブルの家族が食事を終えて店を出ようとした時、母親がエイミーさんに声をかけてきます。ケリー・ホルムズさんというその女性はエイミーさんの横に座り、こういったのです。
私も13年前に乳がんになったんです。
ケリーさんはそういって自分の体験談を少し話した後、エイミーさんに「気持ちをポジティブに保ってくださいね。すべてうまくいくように祈ってますよ」といい、店を出て行きました。
エイミーさんの帽子と髪型を見て、彼女が乳がんの闘病中だということに気付いたケリーさんは、同じ病を克服した体験をシェアすることで彼女を励まそうとしたのです。
さらにそれだけではありません。先に帰ったケリーさんたちはこっそりエイミーさんたちの食事代を支払っていてくれたのです。
エイミーさんはFacebookにこの出来事を投稿し、ケリーさんの優しさにどれほど感激したかという思いをつづりました。
エイミーさんは『GOOD NEWS NETWORK』にこう語っています。
一方ケリーさんも海外メディア『Patch』の取材でその日のことを振り返りました。
エイミーさんの投稿は800回以上シェアされ、「感動して涙が出た」などのコメントがたくさん寄せられています。
病気と闘う人にとって、同じ病気を克服した人の体験談は大きな励ましになるはずです。
ケリーさんの優しさを受け取ったエイミーさんが病気を乗り越え、今度は彼女が同じように自身の体験をシェアできる日が1日も早くやってくるといいですね。
[文・構成/grape編集部]