人間の身体を動物に当てはめると? ちょっと奇妙な動物図鑑
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『カメの甲羅はあばら骨』(川崎悟司 著 / SBビジュアル新書)
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2019年12月、ちょっと変わった動物図鑑が出版されました。
『カメの甲羅はあばら骨~人体で表す動物図鑑~』(SBビジュアル新書)です。
人体で表現する動物がもっと面白くなる!
実は、人間も動物も大まかな体の構造は同じ。だから、目、鼻、口、手、足といった名前が付けられた部分は動物も同じように持っているのです。
そこで人体を動物に変化させたイラストで見せてくれるのがこの本。
爬虫類、両生類、哺乳類、鳥類。これらの動物に合わせて、裸の男性の身体をそのまま動物に変えた、ちょっとキモい…でも気になるイラストが興味をそそります。
カメの甲羅は人間でいうとあばら骨
例えば、爬虫類の「カメ」。
本のタイトル通り、カメの甲羅は人間のあばら骨(肋骨)が変化してできたもの。
あばら骨は私たち人間の心臓や肺などの臓器を囲んで守ってくれていますが、カメはこれをさらに発達させ、体全体を守る甲羅を持つようになったのだとか。
ちなみに、「あばら骨」という共通点で見ると、トビトカゲの翼にあたる部分も人間でいうあばら骨が変化したもの。
骨の間に皮膜があり、これを翼にして飛ぶのだそうです。
犬のかかとだと思っていたところ…人間でいうと足の指の付け根?
では、身近な犬や猫はどうでしょう。
犬や猫の「かかと」はどこにあるか知っていますか。
『イヌ人間の作り方』のページを見れば一目瞭然です。
足の裏が細く長く伸びて、かかとが高い位置にきています。つまり、犬や猫の「かかと」だと思っていた場所は、人間でいうと足の指の付け根だったのです。
要するに、犬はいつも爪先立ちをしているということ。
さらに、馬は手のひらや足の裏が犬よりももっと細く長く伸びている上に、進化の過程で中指だけになっているんだそう。
つまり、馬は一本指で爪先立ちしているのです。
人間の首の骨は7つ…ではキリンは?
人間の首の骨(頚椎)は7つです。ではキリンの長い首には骨はいくつあるでしょうか。
実は同じ7つなんです。
哺乳類の頚椎は基本的に7つ。キリンはそのひとつ一つが長くなっているのだそうです
この他にも、カエル、クジラ、首が270度も回るフクロウなどの鳥類も、人間の男性を動物に変化させて、その特徴を解説しています。
人間の身体そのままが変化したイラストなので、動物がどのように歩いたり、走ったり、物を食べたりしているかがとてもイメージしやすいですね。
パラパラとめくって、動物の体や骨格のうんちくを学んでみてはいかがでしょう。知ってるとちょっとだけ自慢できるかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]