路上のホームレスに声をかける獣医師 理由に、称賛の声 By - grape編集部 公開:2020-03-13 更新:2020-03-13 動画 Share Post LINE はてな コメント 出典:Dr. Kwane Stewart ハリウッドやサンタモニカなど、数々の名所で知られるアメリカ・ロサンゼルス。 華やかな印象がありますが、その一方でロサンゼルスはホームレスの人たちが非常に多い都市でもあり、大きな社会問題となっています。 ホームレスの人たちの中にはペットを飼っている人も多くいますが、彼らはペットの健康管理をする経済的な余裕はありません。 そんなペットたちのために、無償で医療を提供している1人の獣医師がいます。 それは20年以上のキャリアを持つ獣医師、クワン・スチュワートさん。 クワンさんは仕事が休みの日や通勤の途中などに路上で生活する人のペットを見かけると、無償でペットの診察をしているのです。 この投稿をInstagramで見る Dr. Kwane Stewart(@drkwane)がシェアした投稿 – 2020年 2月月20日午後2時42分PST ※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Dr. Kwane Stewart(@drkwane)がシェアした投稿 – 2020年 1月月31日午後2時25分PST 海外メディア『Bored Panda』によると、クワンさんは2011年からこの活動を始めたのだそう。 彼は常に簡単な診察のできる医療器具と、痛み止めや抗生物質などの薬を持ち歩いています。 そしてホームレスの人たちのペットを見かけたら声をかけ、飼い主が希望すれば診察をしているといいます。 また必要があればペットにワクチンの接種や食べ物などを提供しているそうです。 この投稿をInstagramで見る Dr. Kwane Stewart(@drkwane)がシェアした投稿 – 2020年 1月月23日午後2時27分PST この投稿をInstagramで見る Dr. Kwane Stewart(@drkwane)がシェアした投稿 – 2020年 2月月28日午後12時46分PST クワンさんは無償でペットたちの治療をしており、その費用は彼の自費でまかなっているといいます。 しかし中には手術が必要な病気を抱えているペットもいて、飼い主は高額の治療費を支払うことができません。またクワンさんが自費でまかなうにも限界があります。 彼はそんな状況のペットたちを救いたいと思い、2019年9月に寄付金サイトで協力を呼びかけることにしました。 目標金額は10万ドル(約1千30万円)。2020年3月11日現在、集まった寄付金は9万ドルを超えています。 これほど多くの寄付金が寄せられているのは、クワンさんの活動を応援している人たちがそれだけ多いということなのでしょう。 Posted by Dr. Kwane Stewart on Tuesday, December 10, 2019 ペットをクワンさんに診てもらっている時の飼い主たちはみんなとても嬉しそう。ホームレスの人たちとペットとの絆の強さが伝わってきます。 ペットも人間と同じように病気になることもあります。しかし高額な治療費が払えないために、ペットの命を諦めなくてはならない人もいるのです。 1匹でも多くのペットが愛する飼い主とできるだけ長く一緒に過ごせるように、日々奮闘する『Street Vet(路上の獣医)』のクワンさん。 獣医師としての彼の優しさと行動力に、称賛の拍手を送りたいですね。 [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 drkwane/Dr. Kwane Stewart/gofundme/Bored Panda Share Post LINE はてな コメント
ハリウッドやサンタモニカなど、数々の名所で知られるアメリカ・ロサンゼルス。
華やかな印象がありますが、その一方でロサンゼルスはホームレスの人たちが非常に多い都市でもあり、大きな社会問題となっています。
ホームレスの人たちの中にはペットを飼っている人も多くいますが、彼らはペットの健康管理をする経済的な余裕はありません。
そんなペットたちのために、無償で医療を提供している1人の獣医師がいます。
それは20年以上のキャリアを持つ獣医師、クワン・スチュワートさん。
クワンさんは仕事が休みの日や通勤の途中などに路上で生活する人のペットを見かけると、無償でペットの診察をしているのです。
※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。
海外メディア『Bored Panda』によると、クワンさんは2011年からこの活動を始めたのだそう。
彼は常に簡単な診察のできる医療器具と、痛み止めや抗生物質などの薬を持ち歩いています。
そしてホームレスの人たちのペットを見かけたら声をかけ、飼い主が希望すれば診察をしているといいます。
また必要があればペットにワクチンの接種や食べ物などを提供しているそうです。
クワンさんは無償でペットたちの治療をしており、その費用は彼の自費でまかなっているといいます。
しかし中には手術が必要な病気を抱えているペットもいて、飼い主は高額の治療費を支払うことができません。またクワンさんが自費でまかなうにも限界があります。
彼はそんな状況のペットたちを救いたいと思い、2019年9月に寄付金サイトで協力を呼びかけることにしました。
目標金額は10万ドル(約1千30万円)。2020年3月11日現在、集まった寄付金は9万ドルを超えています。
これほど多くの寄付金が寄せられているのは、クワンさんの活動を応援している人たちがそれだけ多いということなのでしょう。
ペットをクワンさんに診てもらっている時の飼い主たちはみんなとても嬉しそう。ホームレスの人たちとペットとの絆の強さが伝わってきます。
ペットも人間と同じように病気になることもあります。しかし高額な治療費が払えないために、ペットの命を諦めなくてはならない人もいるのです。
1匹でも多くのペットが愛する飼い主とできるだけ長く一緒に過ごせるように、日々奮闘する『Street Vet(路上の獣医)』のクワンさん。
獣医師としての彼の優しさと行動力に、称賛の拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]