感染広がる中、働く人々へ 福岡市の国内初の『取り組み』に称賛の声
公開: 更新:

出典:SankeiNews

「新学期からマスク着用求めない」 文科省がまとめた『学校向けの着用ルール』に賛否両論文部科学省(以下、文科省)は学校関係者に向けた、『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル』を改定。2023年4月1日より、教職員および児童生徒に対し学校でのマスクの着用を求めないことを基本としまし...

日立、学生への配慮に「いいと思う」 面接時、問わないことにした『質問』とは?新入社員向けの就職活動では、企業が応募者に対して問う、代表的な質問がいくつかあります。 その1つがこちら。 「学生時代に力を入れたことはなんですか」 通称『ガクチカ』とも呼ばれるこの質問に対応するために、ボランティア活動...
2020年4月10日、福岡県福岡市で行われたある取り組みが日本国内で注目を集めています。
高島宗一郎福岡市長の呼びかけによって始まった、その名も『Friday Ovation(フライデーオベーション)』。
新型コロナウイルス感染症が拡大を続ける中、医療関係者をはじめ、人々の命を守るため職務をまっとうしている人たちへ向けて、感謝を伝えることを目的とした取り組みです。
同月9日、高島福岡市長は自身のブログを通してフライデーオベーション参加の呼びかけを行いました。
高島福岡市長の呼びかけはネット上で広まり、福岡を拠点とするプロ野球チーム『福岡ソフトバンクホークス』や、アイドルグループ『HKT48』のメンバーなど、多くの著名人も参加の意を表明。
そしてフライデーオベーション当日、福岡市内に感謝の拍手が鳴り響きました。
今回の取り組みを提案した経緯について、高島福岡市長はこうも語っています。
感謝を伝えるフライデーオベーションは、福岡市外でも注目を集め、賛同の声が寄せられています。
・素敵な取り組みだと思う。毎週金曜日の正午は家の中で拍手を贈ります。
・この取り組みが、全国的に広まればいい。
・医療従事者です。心ない声をかけられることもあるけれど、こうして感謝してくれている人がいると思うと、頑張れます。
市民が一丸となって行った、このフライデーオベーション。
医療従事者をはじめ、感染が拡大する中でも毎日仕事を続けてくれている人々がどれほど大切な仕事をになっているかを実感します。
[文・構成/grape編集部]