感染広がる中、働く人々へ 福岡市の国内初の『取り組み』に称賛の声
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2020年4月10日、福岡県福岡市で行われたある取り組みが日本国内で注目を集めています。
高島宗一郎福岡市長の呼びかけによって始まった、その名も『Friday Ovation(フライデーオベーション)』。
新型コロナウイルス感染症が拡大を続ける中、医療関係者をはじめ、人々の命を守るため職務をまっとうしている人たちへ向けて、感謝を伝えることを目的とした取り組みです。
同月9日、高島福岡市長は自身のブログを通してフライデーオベーション参加の呼びかけを行いました。
高島福岡市長の呼びかけはネット上で広まり、福岡を拠点とするプロ野球チーム『福岡ソフトバンクホークス』や、アイドルグループ『HKT48』のメンバーなど、多くの著名人も参加の意を表明。
そしてフライデーオベーション当日、福岡市内に感謝の拍手が鳴り響きました。
今回の取り組みを提案した経緯について、高島福岡市長はこうも語っています。
感謝を伝えるフライデーオベーションは、福岡市外でも注目を集め、賛同の声が寄せられています。
・素敵な取り組みだと思う。毎週金曜日の正午は家の中で拍手を贈ります。
・この取り組みが、全国的に広まればいい。
・医療従事者です。心ない声をかけられることもあるけれど、こうして感謝してくれている人がいると思うと、頑張れます。
市民が一丸となって行った、このフライデーオベーション。
医療従事者をはじめ、感染が拡大する中でも毎日仕事を続けてくれている人々がどれほど大切な仕事をになっているかを実感します。
[文・構成/grape編集部]