感染防止のため、施設で暮らす妻に会えない 夫がとった行動に涙があふれる
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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アメリカでは新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、同居していない人との接触を避けるように呼びかけています。
そのため多くの人が親しい人と会うことができず、さびしい気持ちで毎日を過ごしています。
アラバマ州に暮らす85歳のジェリー・パーキンスさんもその1人。
ジェリーさんの妻、83歳のルイーズさんは高齢者福祉施設に入所しています。
2020年3月、ルイーズさんがいる施設では、外部からの訪問者の立ち入りが禁止されることになったのです。
最愛の妻に「窓越しに」愛を伝える夫
ジェリーさんはルイーズさんが施設で暮らすようになってから1千82日間、1日も妻に会いに行くことを欠かしたことはないのだそう。
そして彼はたとえ施設が訪問禁止になっても毎日、妻に愛を伝え続けているのです。
室内にいるルイーズさんに向かって窓越しに名曲『You Are My Sunshine』を歌い、何度も「愛しているよ」と伝えるジェリーさん。
夫婦の娘が撮影したこの動画は感動を呼び、多くのコメントが寄せられています。
・涙が止まらない。
・こんな状況の時に、なんて心が温まる素晴らしいシーンなの。
・2人とも安全に過ごして、長生きしてほしい。
ジェリーさんに許可されている『窓越し』の訪問時間は10分間だけなのだそう。
しかしたった10分間でも、ジェリーさんの愛はルイーズさんにしっかりと伝わっていることでしょう。
外出自粛によって身近な人たちと会えなくなったことで、あらためて家族や友人の大切さに気付いた人も多いといいます。
1日も早くこの事態が収束し、誰もが再び愛する人と一緒に過ごせるようになることを願います。
[文・構成/grape編集部]