SHELLY「古くない?」 笑えないいじりへの対応が、さすがのひと言
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タレントとしてさまざまなバラエティ番組で活躍するSHELLYさん。「日本の若い世代に性教育を行いたい」と公言するなど、最近では、社会的発言が話題になることもあります。
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そんなSHELLYさんが、自身のYouTubeチャンネルで『バラエティ番組の現場で意識していること』という動画を公開。
バラエティ番組などで見られる、人の性的指向や性自認、容姿や体格などを笑いのネタに変えることに関して、持論を展開しました。
SHELLY、笑えないいじりに遭遇した時に意識していること
バラエティ番組にかぎらず、会社や学校でも、誰かが面白いことをいうと、その場にいる人たちは笑わなければいけない空気感があると指摘するSHELLYさん。
だからこそ、SHELLYさんはあえて笑わないことを意識しているのだといいます。
一方で、古い価値観にとらわれている人たちに対してもSHELLYさんは理解を示しました。
気付いてない人たちを切り捨ててしまうだけでは、分断が起きて、ただ嫌な世の中になるだけど語るSHELLYさん。
また、同じ価値観や考えを持っている人同士で集まっていても、何も問題の解決にはならないとSHELLYさんは語ります。
急に世の中を変えるのではなく、徐々に粘り強く新しい考えにあわせていけるように動くことが大切だとするSHELLYさんの持論は反響を呼び、動画にはさまざまなコメントが寄せられました。
・テレビに出てる人がそういう意識でいてくれるのはすごく嬉しいし、SHELLYさんのような考えが広まればいいのになって思います。
・バラエティ番組のLGBTいじりの風潮が変わってきたおかげで、こないだ学校の先生が笑いをとろうと発言をした時、誰も笑いませんでした。SHELLYさんのそうした気遣いは、世の中に届いています!
・性教育にしてもいじめにしても、『寝た子を起こすな』教育が好まれてきた日本であえて『優しく起こす』と主張できるSHELLYさん、本当にかっこいいです!
多くの反響を呼んだ、SHELLYさんの主張。賛同や称賛の声が多く寄せられている点に、社会の風潮が変わりつつあることを実感します。
しかし、すぐにこれまでの『当たり前』を変えるのは難しいこと。不快に感じる言動は、これからも日常の中のどこかしらで目にするはずです。
そんな時、私たちは何を思い未来に向けてどんなアクションをとれるのでしょうか。SHELLYさんが動画で強く語った思いは、多くの人に大切な気付きを与えてくれたはずです。
[文・構成/grape編集部]