「これ本当にすごい」　小学生が考えた新聞紙スリッパに称賛の声

小学生が夏休みの自由研究で発表した『新聞紙で作る即席スリッパ』が、災害時に役立ちそうと話題になっています。

とるものもとりあえず、裸足で避難することもある急な災害。散乱したガラスや瓦礫などから素足を守ることができそうです！

即席スリッパを考案したのは、ばばばうこ（‏@baabowHut）さんの６年生になる長男。

早速作りかたを見ていきましょう。

新聞紙スリッパ（ガムテープ使用）

１、新聞紙を２枚用意します。さらに多くても可。

２、新聞紙を半分に折り、横向きに敷いて足を置きます。この時、かかとの後ろにかかとの高さくらいの余白をつくっておきましょう。

３、かかと側の新聞紙を持ち上げます。

４、持ち上げた部分を足に沿わせて折り曲げます。

５、左右に余っている新聞紙を足の甲側に折り曲げます。

６、反対側も同じように折ります。

７、余った部分は、そのまま下に折り込みます。

８、つま先側の余った部分も足のサイズに合わせ、下に折り込みます。

９、足の底をガムテープでとめます。

１０、新聞紙スリッパの完成！同じようにもう一足作りましょう。

思った以上に簡単な作り！でも自分の足のサイズに合わせて簡単に作れるので、とっても便利そうです。

さらにガムテープなどがなかった場合に作れる、ガムテープなしバージョンもありますので、あわせてご紹介します。

新聞紙スリッパ（ガムテープなし）

１、今度は新聞紙を縦に使います。かかとの後ろをかかとの高さに合わせ１～２回折り曲げます。

２、新聞紙に足を置き、足に沿って折り曲げていきます。ここからガムテープありの４～６の手順と同じように折っていきます。

３、ガムテープありの時よりも長く先端が残ります。

４、足のサイズに合わせ先端を底に折り曲げ、かかと側まで持っていきます。

５、スリッパ内部に入れやすくするために、先を細く折ります。

６、かかとの内側に余った部分を折り込めば、完成です！

もともとは、弟のためにゲームの装備品を作ってあげようと考え出したものだそうです。とはいえ、かかとまでしっかりとあり、簡単に作れるので、災害時に大いに活躍しそうです。

スリッパを作る時に足形に切り抜いた段ボールを中敷きのようにして入れておけば、さらに安全性も増していいかもしれません。新聞紙の枚数を増やすことで、防寒対策もできそうです。

小学生の遊び心から生まれた素敵なスリッパ。いざという時のために、ぜひみんなに教えてあげてくださいね。