同じ日本語でも… 意味や文脈が異なる語句に外国人が困惑
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
こたつで寝落ちした女子中学生 その横を見ると?「やっちゃったかー」「表情に笑った」こたつに入って勉強してたのに…。寝落ちした女子中学生の横を見ると?
- 出典
- @ArturGalata
ラトビア出身のアルトゥル(@ArturGalata)さんは、『大宮通り』と表記された看板を目にした時、日本語特有のモヤモヤを抱きました。
『大宮通り』は、英語で『Omiya street』と表記されています。
地名をアルファベットに、『通り』を『street(ストリート)』に英訳し、表記したものです。
同じ理論だと、アルトゥルさんは、『おっしゃる通り』は『おっしゃるストリート』になるはずだと考えました。
しかし、『おっしゃる通り』は地名を表す言葉として使われていません。
目上の人に対して「そのとおり」という時に使う、尊敬語ですよね。
アルトゥルさんは、同じ『通り』でも、『大宮通り』と『おっしゃる通り』では意味も文脈も変わってくることに違和感を抱いたのです。
ほかにも、『いつも通り』も地名ではなく、「いつものように」といった意味で使われているでしょう。
海外の人から見る日本語は、難しいといえますね!
[文・構成/grape編集部]